――僕に官能小説は無理だと思っている。 などと書くと、 ――何いってんの! と糾弾されそうだ。 僕の本性を知っている人に、である。 たしかに、僕の本性は、あまり上品ではない。自分の小説に猥褻(わいせつ)を書き込むくらいは平気である。 むしろ、喜んで…
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