マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

実は権威主義のほうが優れている?

35 年ほど前に、 ――ソビエト連邦(れんぽう) という“大きな国”が急になくなってから、 ――おそらく権威主義(けんいしゅぎ)よりも民主主義(みんしゅしゅぎ)のほうが優(すぐ)れている。 という考えが広まった―― と、きのう、のべました。 ――ソビエト連邦…

権威主義が劣っていると考えられた理由

――国を権威主義(けんいしゅぎ)で治めることは、民主主義(みんしゅしゅぎ)で治めることよりも、ずっと簡単(かんたん)である。 と、きのう、のべました。 なぜ簡単かというと―― ――民主主義 では、 ――話しあい しか方法がないのに対して、 ――権威主義 で…

権威主義:民主主義よりも簡単――

――民主主義(みんしゅしゅぎ)の国 は、まだ、 ――生まれたばかり―― と、いえる―― と、きのう、のべました。 人の歴史(れきし)が、3,000 ~ 10,000 年前に始まっているのに対し―― ほとんどの、 ――民主主義の国 は、ほんの 100 年前に生まれたにすぎない、と…

民主主義の国:まだ「生まれたばかり――」

――話しあいを諦(あきら)めて殺(ころ)しあいに頼ってきた歴史が、どの国にもある。 と、きのう、のべました。 一般(いっぱん)に、 ――民主主義(みんしゅしゅぎ)の国 では、あらゆる問題の解決(かいけつ)が話しあいで図られ、 ――権威主義(けんいしゅ…

話しあいを諦めて殺しあいに頼ってきた歴史が、どの国にもある

――話しあい は、奥(おく)が深すぎて、 ――その良い点や悪い点が簡単(かんたん)にはわからない。 といえる一方で、 ――殺(ころ)しあい は、奥が深くないので、 ――その良い点や悪い点が簡単にわかる。 といえるので―― ――“権威主義の国”では、すぐに話しあ…

権威主義の危うさ

――権威主義(けんいしゅぎ)の良さ は、おそらく、 ――いろいろなことが素早(すばや)く決められる。 ということである―― と、きのう、のべました。 この点については、 ――民主主義(みんしゅしゅぎ)の国 の人たちも、みとめないわけにはいかない―― と―― ………

権威主義の良さ

――権威主義(けんいしゅぎ)の国 では、 ――権威主義 に良さがあることを積極的にアピールしなければならないようである―― と、きのう、のべました。 ――権威主義の良さ とは何でしょうか。 …… …… おそらく―― ――いろいろなことが素早(すばや)く決められる。 …

権威主義の国

――民主主義(みんしゅしゅぎ)の国 かどうかの見わけ方について、 ――選挙がある。 なら、 ――民主主義の国 であり、 ――選挙がない。 なら、 ――民主主義でない国 である―― と、きのう、のべました。 ――民主主義でない国 には、さまざまな在(あ)り方がありま…

民主主義の国かどうかの見わけ方

民主主義(みんしゅしゅぎ)でない国では、 ――私たちの国も民主主義に変えていこう。 という人たちが、どんどん少なくなっていて―― 民主主義の国でも、 ――民主主義には、どうしようもない欠点があるのではないか。 と疑(うたが)い始めている人が多くなって…

民主主義の国での深刻な問題

ほとんどの民主主義(みんしゅしゅぎ)の国では、 ――だれが“話しあいに強そうな人”か。 を見きわめ、きちんと選びだすために、 ――選挙 が行われているけれども、 ――だれが“話しあいに強そうな人”か。 を実際(じっさい)に見きわめるのは、とても難(むずか…

だれが“話しあいに強そうな人”か

――“話しあいに強い人”は数が少ないので、その少ない人たちをいかに見きわめ、話しあいの代表者に選びだすかが、ほとんどの民主主義(みんしゅしゅぎ)の国で大問題になっている。 と、きのう、のべました。 ほとんどの民主主義の国では、 ――選挙 という方法…

話しあいに強い人:そんなに多くはいない

ほとんどの民主主義の国では、 ――“話しあいに強い人”をどうやって選ぶか。 が大問題になっている―― と、きのう、のべました。 この「大問題」の中身は、大きくわけて2つあります。 1つは―― きのうも、のべたように、 ――“話しあいに強い人”は、そんなに多く…

民主主義:「みんなのことは、みんなで話しあって決める」

――話しあいの決着をつけること は、かなり難(むずか)しく、 ――話しあいに強い人 どうしで話しあわないと、 ――話しあい の決着がつくことは、なかなかない―― と、きのう、のべました。 これに対し、 ――殺(ころ)しあい の決着がつくのは、よくあることです…

話しあいの決着をつけるのは難しい

――話しあい では、 ――話しあいに弱い人 どうしで話しあっても、なかなか決着がつかず、 ――話しあいに強い人 と、 ――話しあいに弱い人 とが話しあっても、決着がつかず、 ――話しあいに強い人 どうしが話しあうときにかぎって、決着がつく―― と、きのう、のべ…

話しあい:“殺しあい”より奥が深い

――話しあい は奥(おく)が深い―― と、きのう、のべました。 ここでいう、 ――奥が深い。 とは、 ――その良い点や悪い点が簡単(かんたん)にはわからない。 ということです。 ――話しあい は奥が深いのですね。 少なくとも、 ――殺(ころ)しあい よりは奥が深…

小さな幸せの見つけ方

――戦争 という名の、 ――殺(ころ)しあい をなくすには、 ――不幸せにガマンをするということ ではなく、 ――小さな幸せに満足をするということ が必要である―― と、きのう、のべました。 ――自分や自分たちだけが小さな幸せで満足をする。 ということではなく…

小さな幸せで満足をする

――戦争 は、 ――殺(ころ)しあい です。 そんなヒドいことが―― どうして、なくならないのか―― それは―― 人々が、 ――自分や自分たちの幸せだけを追い求めようとするから―― である―― と、5月9日に、のべました。 戦争をなくすには―― 自分や自分たちの幸せだけ…

それら3つの不幸せの根本的な違い

――戦争の不幸せ は、だれかの命が失われる不幸せであるから、 ――受け入れてはいけない不幸せ であり、 ――おカネのことで損(そん)をするという不幸せ や、 ――ほかの人たちからバカにされるという不幸せ は、だれかの命が失われる不幸せではないから、 ――受…

区別は難しい:“受け入れてはいけない不幸せ”と“受け入れてもよい不幸せ”と――

――受け入れてはいけない不幸せ と、 ――受け入れてもよい不幸せ との区別は、とても大切である―― と、きのう、のべました。 例えば、 ――戦争の不幸せ は、だれかの命が失われるから、 ――受け入れてはいけない不幸せ であり、 ――おカネのことで損(そん)をす…

戦争をさけるには

――戦争 は、 ――自分や自分たちの幸せだけを追い求める。 という、まちがいをするところから始まってしまう―― と、5月9日に、のべました。 戦争をさけるには―― 自分や自分たちの幸せだけでなく、相手の幸せも追い求めて、自分や自分たちの不幸せを受け入れて…

ロシアもウクライナも悪い?

ロシアとウクライナとの戦争について、 ――ロシアとウクライナと、いったい、どっちが正しくて、どっちが悪いんだろう? という疑問(ぎもん)に答えるのは、とても難(むずか)しい―― と、きのう、のべました。 この疑問に答えるのは―― 実は、一見、簡単(か…

ロシアとウクライナと、どっちが正しい? どっちが悪い?

ロシアとウクライナとの戦争について―― もし、ロシアの人たちが、自分たちの幸せだけでなく、ウクライナの人たちの幸せも求めていたならば――ウクライナへ軍隊を向かわせたりはしなかったはずであり―― もし、ウクライナの人たちが、自分たちの幸せだけでなく…

戦争:どこで何をまちがえたのか

――戦争 というのは―― ルールもなく、審判(しんぱん)もいないところで、たがいに殺(ころ)しあいをすることである―― と、きのう、のべました。 このような殺しあいは―― 実は、ごくふつうの思いから始まります。 ――もっと幸せになりたい。 とか、 ――いつま…

ロシアとウクライナとの戦争:「どっちが勝ってるの?」

ロシアとウクライナとの戦争について―― 何日か前に、10才くらいの人と話をしていて―― こんなことをきかれました。 「どっちが勝ってるの?」 …… …… 良い質問と思ったので―― ぼくは、次にように答えました。 「戦争では、どっちが勝ってるかとか、どっちが負…

どうして戦争はなくならないの?

ロシアの人たちもウクライナの人たちも、 ――意識(いしき) を働かせ、幸せになることをあきらめていないから、戦争をつづけている―― といえると、きのう、のべました。 こうした見方は―― なぜ、 ――人の歴史(れきし) が、 ――戦争の記録 なのかを―― また―― …

幸せになることをあきらめていないから、戦争をつづけている

――戦争 が起こる理由は―― ヒトは、 ――今が幸せでも、さらなる幸せを追い求めて欲(よく)を出し続けるから―― であり―― その根本にある理由は、 ――“意識(いしき)の不利”のせいで、今の幸せが、いつまでもは続かないことが、わかってしまうから―― である―― …

いま激しい戦争が起こっている

――本当の戦争の様子 というのは、みたりきいたりするのもイヤになるくらいに、おそろしい―― と、きのう、のべました。 幸か不幸か―― 現在、 ――本当の戦争の様子 を、わりと簡単(かんたん)に、みたりきいたりできます。 知っている人も多いでしょう。 いま―…

本当の戦争の様子

人やヒトのことを深く知ろうと思ったら、 ――人の歴史(れきし) は、さけて通れない―― と、きのう、のべました。 ここでいう、 ――ヒト とは、5月1日に、のべたように、 ――生き物としての人 という意味です。 ところで―― おとといも、きのうも、のべたように…

人やヒトのことを深く知ろうと思ったら

――ヒトは、“意識(いしき)の不利”のせいで、今の幸せが、いつまでもは続かないことが、わかってしまうから、たとえ今が幸せでも、さらなる幸せを追い求めて欲を出し続けてしまう。 と、きのう、のべました。 このことが原因(げんいん)で―― ヒトは、 ――環…

環境問題よりも大きな問題

人の歴史(れきし)をみていると―― ヒトが、 ――意識(いしき)の不利 のために、長い間、苦しんできていることが、よくわかる―― と、きのう、のべました。 わりと新しい例を挙げれば、 ――環境(かんきょう)問題 がある、と―― ――環境問題 とは、 ――ヒトが自…