マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

持続可能な開発目標:“不衰不滅”や“汎憂根絶”の発想

人の社会の“寿命”が100万年くらいあるならば―― 現代に生きる僕らが、 ――社会という生態 における、 ――不衰不滅(ふすいふめつ) や、 ――汎憂根絶(はんゆうこんぜつ) について考えることは、それほど不毛ではない―― ということを、きのうの『道草日記』で述…

10代の若者が“不老不死”や“汎症根治”について考えるなら

――社会という生態 について、 ――不衰不滅(ふすいふめつ) や、 ――汎憂根絶(はんゆうこんぜつ) を考えることは―― 人の社会の“寿命”が、 ――1,000万年 か、 ――100万年 か、 ――10万年 かで、ずいぶん変わってくる―― ということを、きのうの『道草日記』で述べ…

人の社会の“寿命”は、どれくらいなのか

――社会という生態 における、 ――不衰不滅(ふすいふめつ) や、 ――汎憂根絶(はんゆうこんぜつ) について考えることに、どれほどの意味があるのか―― という問いへの答えは―― 人の社会の“寿命”をどれくらいの長さに見積もるかによって、少し変わってくる―― …

10代の若者が考えているのか、それとも90代の老人が考えているのか

――不老不死 ――汎症根治(はんしょうこんち) と、 ――不衰不滅(ふすいふめつ) ――汎憂根絶(はんゆうこんぜつ) との違いは、 ――事例の数 である―― ということを、きのうの『道草日記』で述べました。 ――不老不死 ――汎症根治 は、医療において、 ――患者とい…

違いは何か――「不老不死」「汎症根治」と「不衰不滅」「汎憂根絶」と

――患者という個体 にとっての、 ――不老不死 や、 ――汎症根治(はんしょうこんち) は、 ――社会という生態 にとっての、 ――不衰不滅(ふすいふめつ) や、 ――汎憂根絶(はんゆうこんぜつ) である―― ということを、きのうの『道草日記』で述べました。 ――不老…

不老不死→不衰不滅、汎症根治→汎憂根絶

――患者という個体 について、 ――不老不死 や、 ――汎症根治(はんしょうこんち) という目標を掲げることは、しょせん「非現実的で、やや後ろ向き」であるけれども、 ――社会という生態 について、 ――不老不死 や、 ――汎症根治 という目標を掲げることは、むし…

社会に「不老不死」や「汎症根治」を当てはめると……

医療や医療を支える医学の目標は、 ――不老不死 ないし、 ――汎症根治(はんしょうこんち) であり―― それら目標は、非現実的で、やや後ろ向きである―― ということを、繰り返し述べています。 医療の世界には―― そのように暗く、燻(くゆ)っているところがあ…

「とにかく医者になれ」の恐ろしさ

大人が子どもに、 ――とにかく医者になれ。 というならば―― 医療や医療を支える医学の目標が、 ――不老不死 や、 ――汎症根治(はんしょうこんち) といった、非現実的で、やや後ろ向きの概念であることも、きちんと伝える必要がある―― ということを、おととい…

汎症根治が「やや後ろ向き」といえる理由

医療や医療を支える医学の目標は、 ――不老不死 や、 ――汎症根治(はんしょうこんち) といった、非現実的で、やや後ろ向きな概念である―― ということを、きのうの『道草日記』で述べました。 ――不老不死 が「非現実的で、やや後ろ向き」―― というのは、よろ…

「とにかく医者になれ」に伴う責任

――あらゆる病気の症状の原因が特定をされ、その治療方法が確立をされること を、きのうの『道草日記』で、 ――汎症根治(はんしょうこんち) と呼ぶことにしました。 あくまでも便宜上の呼称です。 念のために述べ添えますと―― ――汎症根治 という言葉は存在を…

汎症根治と不老不死と

――医療の世界の“摩天楼” で想定をされうる「天」は、 ――不老不死 だけではなく、 ――あらゆる病気の症状の原因が特定をされ、その治療方法が確立をされること もありうる、ということを―― きのうの『道草日記』で述べました。 今、 ――あらゆる病気の症状の原…

医療の世界の“摩天楼”――「天」になぞらえられうる概念は?

――医療の世界の“摩天楼” で想定をされうる「天」は、 ――不老不死 を指している―― ということを、きのうの『道草日記』で述べました。 こう述べますと、 ――それは、いいすぎだ。 と反論をされる向きもあろうかと思います。 ――医療の世界の“摩天楼” で想定をさ…

医療における「摩天楼」の意味

――医療の世界の“摩天楼” について述べています。 ――摩天楼 というのは、 ――天を摩(さす)っているかのようにみえる高い楼閣 を指します。 ――超高層ビル ですね。 もちろん―― 実際の超高層ビルが天を摩ることはありえません。 たとえ、ひたすらに上空へ昇っ…

医療の世界の“摩天楼”は誰のために?

――医療の世界の“摩天楼” というようなことを述べると―― ――その“摩天楼”は象牙の塔か。 との疑問がわいてきます。 結論からいえば、 ――理想としては、象牙の塔であってはならないが、現実としては、象牙の塔になってしまっている。 となります。 ちなみに―― …

医療の世界の“摩天楼”が建てられ始めた頃

――医療の世界の“摩天楼” について、きのうの『道草日記』で述べました。 この“摩天楼”が建てられ始めたのは―― 古代ギリシャ――紀元前300年頃――であろうと考えられます。 いわゆるヒポクラテス学派と呼ばれる古代医療従事者たちの集団です。 もちろん―― 古代ギ…

医療の世界の“摩天楼”

――医療の世界でプロの高みを目指すことには、摩天楼のビルを登るような難しさがある。 ということを、きのうの『道草日記』で述べました。 それは―― つまり、 ――事前に入念な準備を重ねた上で、きわめて人為的に――あるいは人工的に――プロの高みを目指す必要…

医療の世界にはプロしかいない――アマがいない

たいていのことには、 ――プロ と、 ――アマ とがいるのですが―― なかには、 ――アマしかいない。 という領域もあります。 例えば―― スポーツのマイナーな競技では、たいていアマしかいません。 マイナーな趣味なども、そうです。 反対に―― プロしかいない領域…

プロで超一流未満、アマで超一流

――プロ といえば、 ――超一流 であり、 ――アマ といえば、 ――超一流未満 である―― と、一般的には思われがちですが―― 実際には、 ――プロで超一流未満―― や、 ――アマで超一流 の例も、決して少なくはない―― ということを、きのうの『道草日記』で述べました。 …

プロとアマとの違い

――超一流と超一流未満との違い について考えていたら―― 自然と、 ――プロとアマとの違い についても考えたくなります。 僕は、 (それらの違いは次元が異なっている) と考えています。 つまり、 超一流 = プロ 超一流未満 = アマ と考えられがちなのですが…

超一流と超一流未満との違い

――超一流と超一流未満との違い について考えています。 …… …… よく指摘をされることは―― ――超一流は、高い目標を掲げ、その目標に達するために、妥協をせず、諦めず、とことん自分を追い込んで、長大な時間を費やし、あらゆる工夫を凝らしていく。 といった…

超一流とは何か

――プロとアマとの相違点や共通点 を考えるときに―― どうしても頭をよぎるのが、 ――プロは一流、アマは二流以下―― という考え方です。 僕は、 (その考え方は根本的に間違っている) と思っています。 実は―― この「一流、二流、三流」の階層化が―― 僕は好き…

プロはアマに支えられている

――プロとアマとは互いに対立をするのではなく、補い合っている。 ということを―― きのうの『道草日記』で述べました。 ごく簡単にいってしまうと、 ――アマはプロを目指し、プロはアマに支えられている。 ということです。 何事においても、そうであると思い…

プロとアマとは「相補的である」――

――創作におけるプロとアマとの境界 について―― きのうの『道草日記』で述べました。 ――プロ と、 ――アマ というふうに―― これら2つの概念を並べてみると―― 何だかプロのほうがアマよりも、ずっと高尚で卓越をしているような印象を受けますが―― 実際には―― …

創作におけるプロとアマとの境界

――創作のバランス について―― 3日前および2日前の『道草日記』で述べました。 ――創作のバランス というのは―― 突き詰めて考えれば、 ――その創作が、娯楽として受け入れられ、気軽に楽しまれるために施される様々な工夫 のことです。 ――創作のバランス が、と…

「外連」や「ケレン味」は「“創作のバランス”の乱れ」に――

――創作のバランス について―― きのうの『道草日記』で述べたのは―― いわゆる、 ――外連(けれん) や、 ――ケレン味 が、 ――“創作のバランス”の乱れ に直結をしている、と―― 僕が思っているからです。 ――直結をしている。 が、いいすぎなら、 ――通底をしている…

創作のバランス

――創作のバランス について―― きのうの『道草日記』で述べました。 ――創作のバランス というのは―― 創作のプロになる上で必須の感覚なのだそうです。 ある作家さんが―― こうおっしゃっていたのをきいたことがあります。 ――新人作家というのは、たいていはバ…

「過去のヒット・ナンバーへの返歌」という外連

2020年の東京オリンピック・パラリンピックの応援歌である、 ――パプリカ は、東日本大震災の復興支援のために作られた歌である、 ――花は咲く に対する返歌ではないか―― との解釈があることについて、きのうの『道草日記』で述べました。 一方―― 3月31日の『…

その歌への返歌ではないか

東日本大震災の復興支援を目的に作られた歌、 ――花は咲く は、しばしば、 ――チャリティーソング と呼ばれるが―― ――応援歌 と呼ぶ方が自然ではないか―― ということを、きのうの『道草日記』で述べました。 もちろん―― 応援歌として典型的でないのは明らかです…

「チャリティーソング」を漢字で書くと……

――花は咲く のチャリティーソングについて、おとといから述べています。 ――チャリティーソング というのは、英語で書けば、たぶん、 ――Charity song だと思いますが―― そういう言葉は英語にはないそうで―― ――Charity record とか、 ――Charity single とかい…

その歌はファシズム的か

――花は咲く というチャリティーソングのことを悪くいう人は少数である―― と、きのうの『道草日記』で述べました。 少数ではあっても―― この歌を悪くいう人たちはいます。 そうした人たちの主張のなかで、 (なるほど……) と、僕が思えるのは、 ――『花は咲く…