2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧
レストランでご飯を食べていたら―― 僕の斜め前のテーブルに―― 20代くらいの二人の女性が座っていて―― 一人は、こちらに顔を向けていて―― もう一人は、こちらに背中を向けていました。 こちらに顔を向けていた女性は―― ちょっと個性的な顔立ちで―― 黄土色のト…
勝負事では―― たいてい―― ミスをしたほうが負けます。 敵がミスをすれば―― 敵を負かせることができます。 が―― いくら敵がミスをしたところで―― それ以上のミスを―― 味方がすれば―― 負けるのは味方です。 …… …… もう一つ―― 重要な点は―― ミスを「ミスだ」と…
――私、すごくモテるの。 とか、 ――オレ、けっこうモテる。 とかと―― 自分が人一倍、異性から関心を持たれやすいと主張するのは―― もちろん、自意識過剰であろうと思いますが―― ――私、ぜんぜんモテないよ。 とか、 ――オレは、まったくモテない。 とかと―― 自…
――恋は愛によって包まれる。 というようなことを―― きのうの『道草日記』で―― 述べました。 が―― その“愛の包み”をひも解けば、そこに必ず恋がある―― というわけではなくて―― …… …… なかには―― 愛で恋を包んでいるとみせかけて―― 実は、中身は空っぽだった――…
――恋と愛とは違う。 ということを―― おとといの『道草日記』で述べましたが―― 少なくとも僕は、 (違う) と思っているのですが―― …… …… たまに、 ――恋は愛である。 といっている人をみかけます。 そういう人は―― 次の2通りに分類されます。 1) 恋を知ら…
大企業や官公庁などの大組織で―― しばしば人事の矛盾が噴き出る話を耳にする度に、 (何とかならないものか) と思うのです。 大組織の人事の矛盾というは―― 結局は、 ――適材適所が実現されない。 の一言に尽きます。 地位や役職に見合った人材を配置できな…
恋と愛とは別ものです。 恋は未来を見すえた感情であり―― 愛は過去を踏まえた意思です。 よって―― きのうの『道草日記』で、 ――恋を笑う者は恋に泣く。 と述べましたが―― 同じことを―― 愛についていうことは、できません。 すなわち、 ――愛を笑う者は愛に泣…
――恋を笑う者は恋に泣く。 と―― 僕は思っています。 例えば―― 誰かに恋してしまった人が―― その恋心ゆえに犯してしまった過ちを気安く嘲弄するような者は―― いつの日か―― 必ず自分も、同じように誰かに恋をし―― 同じように過ちを犯すに違いない―― ということ…
感情を面に出すべきでないときに出すのは―― もちろん、よくないことですが―― 決して―― 見逃せないことは―― たとえ、その感情がポジティブなものであったとしても―― やはり、面に出すべきでないときには出さないのがよい―― ということです。 ポジティブな感情…
――人間力 という言葉を―― よく見かけます。 おそらくは―― 人間としての総合的な能力のことですが―― …… …… この「人間力」―― 僕は、 理性の確かさ × 感性の豊かさ のように―― 因数分解できると思っています。 つまり、 ――かけ算の形に表せる。 ということです…
――恋 とは、 ――未来 であり、 ――愛 とは、 ――過去 である―― と思っています。 恋は未来と無関係に成り立つことはなく―― 愛は過去と無関係に成り立つことはない―― と思うのです。 ――あの人の傍(そば)にいたい。 とか、 ――この人のことをもっと知りたい。 と…
きのう電車に乗って座席に着いたら―― 向かいの人が貧乏ゆすりをしていました。 左膝から下のほうと左膝に乗せた左手とが―― 小刻みに揺れているのです。 そのうちに、右膝のほうまで一緒になって揺れてきて―― (うわ~。けっこう重症だな~) などと思いまし…
――評論家 というと―― 今日、なぜか、 (もはや悪口の一種ではないか) と勘繰られるくらいに負のイメージが強いのですが―― 実際には―― そんなことはなくて―― ただ、優れた評論家と、そうでない評論家とがいるだけです。 もし、今日、「評論家」が悪口の一種…
明確で多量な情報をもとに―― 最適な結論を探っていく思考を、 ――収束思考 と呼び―― 曖昧で少量な情報をもとに―― 多様な結論を紡ぎだす思考を、 ――発散思考 と呼ぶならば―― 収束思考には、 ――根気 が必要であり―― 発散思考には、 ――勇気 が必要である―― とい…
自宅の近くを何気なく車で走っていたら―― 40代くらいの男性が―― 3歳くらいの男の子を肩車して―― 歩道を進んでいました。 (ほほえましい) と思って―― みていると―― …… …… なんと―― 学生時代の知り合いでした。 そして―― その知り合いは―― 少なくとも学生時…
生物種としてのヒトの体は―― 形態や機能に多少のバラつきはあっても―― 本質的には、すべて同等であるから、 ――民主主義 が生まれた―― とする考え方があるそうです。 民主主義では、すべての人が平等とみなされるからです。 つまり―― ヒトの体は、どれも本質…
男女関係 - 男男関係 = ? の答えについて―― きのうの『道草日記』で少し述べました。 この場合の「男男関係」というのは―― きのうも述べましたが―― 同性愛の関係ではありません。 簡単にいうと―― 男同士の友人関係ないし知人関係です。 その答えについて―…
男女関係 - 男男関係 = ? について―― ちょっと前から気になっています。 気になっていることの本質は、あくまで、 ――異性関係と同性関係との差異 なので―― 別に、 男女関係 - 女女関係 = ? でもよいのですが―― 僕は男なので、「女女関係」よりは「男男…
もし、あなたが、 ――あの人と、恋人のままでいたい! とか、 ――ぜったいに離婚はしたくない! と強く望むのなら―― 一昨日や昨日の『道草日記』で触れた、 ――男女関係の慣性 を十分に意識し―― これを利用するのがよいでしょう。 けっこう楽に望みを叶えられる…
男女関係には慣性の法則が働く―― ということを―― きのうの『道草日記』で述べました。 男女の仲は―― それを始めるにせよ、終わらせるにせよ、進めるにせよ、退かせるにせよ―― どれをとっても、当事者に精神的な負担が必ずかかる―― よって、男女の仲は、いっ…
男女の仲を動かすにはエネルギーがいる―― と思っています。 ――男女の仲を動かす。 というのは―― 例えば、 ――友人から恋人になる。 ――恋人から夫婦になる。 といった正の動かし方や、 ――夫婦が別れる。 ――恋人が別れる。 といった負の動かし方があります。 正…
ある独身の男性が―― 友人の女性に、自分の生い立ちや両親との関係を話しました ところが―― その内容は、恋人の女性には、いっさい話していないものでした。 以上のことをもって、 ――その男性は、恋人の女性のことを大切にしていない。 といえるでしょうか。 …
人々の物語 → 恋愛 ……① という図式を―― きのうの『道草日記』でお示ししましたが―― 恋愛というのは―― 男と女との特別な関係のことで―― ひいては人と人の関係のこと―― つまりは人々の物語です。 よって―― 恋愛をしっかりと描こうと思ったら―― それは“人々の物…
人々の物語をきちんと描こうと思ったら―― 必ずや恋愛の要素が必要となるでしょう。 記号で書けば、 人々の物語 → 恋愛 です。 なぜ、そういえるのか―― …… …… 人にとって基本的な本能は2つあります。 ――食欲 と、 ――性欲 との2つです。 これらのうち―― 食欲…
――戦いの物語の主人公は女性に限る。 ということを―― 先々週の『道草日記』(2018年2月24日)から延々と語っていて―― だいぶ満足してきたので―― そろそろ、やめようかと思っていますが――(笑 …… …… そもそも―― なぜ紀元前2~3世紀のカルタゴの将軍ハンニバ…
物語で―― 主役が際立つには―― 相手役も際立つ必要があります。 相手役がパッとしないのに、主役だけが際立つということは―― ふつうは、ありえません。 きのうの『道草日記』で触れたクラリス・バルカの物語も同じです。 クラリス・バルカが主人公として十分…
カルタゴの将軍ハンニバル・バルカの物語の相手役として―― ローマの軍人・政治家であった大スキピオ――異称スキピオ・アフリカヌス――について―― きのうまでの『道草日記』で―― 僕が延々と語ってきたのは―― とりもなおさず―― クラリス・バルカの物語の相手役を…
――ハンニバルは、母国カルタゴの防衛に際し、ローマ軍を相手に自分が演じた包囲殲滅戦を、今度はローマ軍に演じられて大敗を喫した。 といった主旨のことを―― ちょうど1週間前の『道草日記』で述べました。 その大敗を喫した相手こそが―― ほかならぬ大スキ…
ハンニバルと大スキピオとのエピソードで最も印象的なのは―― 二人が、 ――カルタゴ と、 ――ローマ という紀元前2~3世紀の地中海世界の強国の国益をそれぞれに背負いながらも―― 直に会って話をしている―― というものです。 それも2回―― …… …… 1回目はザマ…
ハンニバル・バルカの相手役として最も傑出しているのは―― おそらくは、 ――大スキピオ――異称スキピオ・アフリカヌス であることを―― きのうの『道草日記』で述べました。 その理由は―― 大スキピオが、ハンニバルの戦略を挫いた立役者でありながら―― ハンニバ…