マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

だれにでも「これだ!」と声をあげられるわけではない

――好きになれそうにないこと ばかり見つけだしているところで―― あるとき、急に、 ――好きになれそうなこと が見つけだせると―― 人は、 ――これだ! と喜(よろこ)び、驚(おどろ)きの声をあげる―― と、きのう、のべました。 あることが、ものすごく好きで、…

これだ!

人は、さまざまな体験をくりかえすうちに、 ――好きになれそうなこと や、 ――好きになれそうにないこと を見つけだしていくけれども―― これらを見つけだすことは、どちらも簡単(かんたん)ではなくて―― ――好きになれそうにないこと なら、ある程度(ていど)…

心に生じる大きな変化:「好きになれそうにない」→「どうしても好きになれない」

人は、さまざまな体験をくりかえすことによって、 ――好きになれそうなこと と、 ――好きになれそうにないこと とを無意識(むいしき)に見きわめている―― と、きのう、のべました。 さまざまな体験をくりかえす結果、心に多くの変化が生じかける―― つまり、さ…

心の成長:心に何らかの変化が生じること

――どうしても好きになれない。 という気持ちは悪く捉(とら)えないことが大切である―― と、きのう、のべました。 その気持ちは―― むしろ、あなたの心が成長をしようとしていることを示(しめ)している、と―― …… …… なぜ、 ――どうしても好きになれない。 と…

心が成長をするタイミング

――どうしても好きになれないことは、好きにならないままが、よい。 と、きのう、のべました。 いちばん大切なことは、 ――どうしても好きになれない。 という気持ちを悪く捉(とら)えないようにする―― ということです。 何かについて、 ――どうしても好きにな…

どうしても好きになれない

――未来に制限(せいげん)がかかる。 ということは―― 例えば、 ――世の中を捉(とら)える。 ということが、どうしても好きになれない人にとっては、 ――“世の中の捉え方”という暗黙知(あんもくち)を手に入れる未来 には制限がかかり、 ――他の暗黙知を手に入…

未来に制限がかかる

みなさんは、もう 10 年くらい生きているので―― みなさんの未来には、すでに多くの方向で制限(せいげん)がかかっているはずである―― と、きのう、のべました。 その制限は―― 具体的に、どのように―― かかっているでしょうか。 …… …… その制限のかかり方は―…

どうせなら楽しい努力を

人は―― 生きていけば、生きていくほどに―― 自分の未来の方向に制限(せいげん)をかけていきます。 生まれたばかりの赤ちゃんが―― あらゆる未来の方向に無限の可能性をもっているとしたら―― 1 才、3 才、5 才、10 才と年を重ねるごとに―― 少しずつ、その未来…

その“準備の始まり”こそが「心の成長」

自分の未来を少しでも確(たし)かに見通すためには―― 選んだことよりも、選ばなかったことのほうが大切であり―― 捨て去らなかったことよりも、捨て去ったことのほうが大切である―― と、きのう、のべました。 自分が選んだことや捨て去らなかったことではな…

自分の未来に制限をかけていること

――あなたの心は、自分が選ばなかったことや自分が捨(す)て去ったことの積み重ねによって成長をしていく。 と、きのう、のべました。 正しくは、 ――自分が選ばなかったことや自分が捨て去ったことの積み重ね ではなくて、 ――自分が選ばなかったことや自分が…

心の成長

10 才のころのぼくは、 ――物理や歴史(れきし)を通して世の中を捉(とら)える。 ということに強い関心をもっていたために―― その後の 7 年間ないし 10 年間くらいを、 ――世の中の捉え方 という暗黙知(あんもくち)を手に入れるために費(つい)やした―― …

世の中の捉え方:みんな少し、ちがう

顔がよくわかる出題者のテストだけで高い点数をとっていたときの感覚と―― 顔が全くわからない出題者のテストでも高い点数をとれるようになったときの感覚と―― を比べたら、その感覚の変化は、ごくわずかであったはずであるけれども―― そのわずかな感覚の変化…

その変化は、ごくわずかであったはず――

15 才のころのぼくは―― 自分が通っている中学校の先生方による手書きのテストで高い点数をとっても、 ――やった! 世の中が捉(とら)えられた! とは思いこまなかったけれども―― 自分が住んでいる街の教材会社による大量印刷のテストで高い点数をとったら、 …

手書きのテストか大量に印刷をされたテストか

学校の教科書に直接、記されていることだけで出題をされたテストで高い点数をとっても、 ――やった! 世の中が捉(とら)えられた! と思いこむことはないけれども―― 学校の教科書に直接は記されていないことでも出題をされたテストで高い点数をとったら―― ど…

やった! 世の中が捉えられた!

何かの暗黙知(あんもくち)を手に入れたかどうかは、自分一人でも判断(はんだん)ができてしまうように思えるために―― 人は、 ―― 10,000 時間の壁(かべ) をこえようと、やみくもに努力をつづけていく結果、もし、自分の感覚に何らかの変化が少しでも起こ…

だれか自分以外の人と一緒に判断をする

何かの暗黙知(あんもくち)を手に入れようと―― 何も考えずに、やみくもに努力をつづけていると―― おそらく、どこかで何かのカンちがいを起こしてしまい―― いつの日か―― 暗黙知など、何一つ手に入れていないのに、 ――手に入れた! と思いこむことがある―― と…

その“努力”ではなく、“目標”を変えてしまう

もし、あなたが、 ――目標をまちがえた努力 というのをしてしまったとしたら―― その“努力”の方ではなく、“目標”の方を変えてしまえばよい―― と、きのう、のべました。 一方―― 7月12日に、のべたように、 ――世の中の捉(とら)え方 という暗黙知(あんもくち)…

目標をまちがえた努力をしてしまったら……

――どんな努力も、いつかは役に立つ。 とか、 ――むくわれない努力は存在をしない。 とかいったことは、たしかに、いえるけれども―― それは、 ――努力の目標をまちがえない。 ということが前提(ぜんてい)である―― と、きのう、のべました。 ひとたび努力の目…

目標をまちがえた努力は心をゆがめる

――どんな努力も、いつかは役に立つ。 と、2023年2月26日に、のべました。 ――むくわれない努力は存在をしない。 と―― …… …… その理由として―― 2023年2月27日に、 ――人は、むかし自分がやった努力が役に立つようなことを何となくやろうとするから―― とか、 ――…

その自信は“過信”であり、“不当な自信”である

――自分に自信をもつには、意識(いしき)をして、“10,000 時間の壁(かべ)”を乗りこえて、何か1つ暗黙知(あんもくち)を手に入れることである。 と、きのう、のべました。 このように、のべると、 ――それなら、とにかく意識をして、10,000 時間くらい何か…

自信をもつには、どうしたらよいか(続き)

みなさんは―― 自分に自信をもっていますか。 …… …… 実は―― 20 才くらいの人たちからは―― ときに、 ――どうしたら自分に自信がもてるのか。 という相談を受けることがあります。 20 才くらいになると―― 自分に自信をもっている人が、まわりで自然と増(ふ)え…

世の中の捉え方:どうなれば身についたといえるのか

――世の中の捉(とら)え方 というのは、学校で勉強をすることに他ならないけれども―― 学校のテストで高い点数をとったり、高校や大学の入学試験に合格をしたりしているからといって、 ――世の中の捉え方 が身についているとは限(かぎ)らない―― と、きのう、…

ほとんどの人が手に入れてしまうような暗黙知であっても

――自信をもつには、何か1つ暗黙知(あんもくち)を手に入れることである。 と、きのう、のべました。 そのような暗黙知の例として挙げられるのは、 ――体の動かし方 ――外国語の使い方 ――物事の創(つく)り方 ――人の心の捉(とら)え方 ――未知の物事の見つけ…

自信をもつには、どうしたらよいか

10 才のころのぼくは、 ――物理や歴史(れきし)を通して世の中を捉(とら)える。 ということに強い関心をもっていたことに気づけたので、 ――世の中の捉え方 という暗黙知(あんもくち)を手に入れるために、さまざまな努力を重ねることができて―― その結果…

ぼくが何とか手に入れようとしている暗黙知2つ

ぼくは、自分が 10 才から 20 才くらいのときに、 ――残り5つの暗黙知(あんもくち) を手に入れようとしなかった―― と、きのう、のべました。 そして―― その事実をしっかりとわかっておくことが大切である、と―― …… …… ――残り5つの暗黙知 というのは―― ――…

さて――みなさんは、どうするか

今、10 才くらいの人たちは―― これからの 10 年間の過(す)ごし方が大切になってくる―― と、6月29日に、のべました。 もう少し、くわしく、ふりかえりますと―― まず、 ――暗黙知(あんもくち) の具体例として、 ――意識(いしき)の働かせ方 ――世の中の捉(…

10 才のころのぼくが気づいていたこと

10 才のころのぼくは、 ――書き言葉を使って感動をもたらす。 ということに強い関心をもっていたにもかかわらず―― そのことには、まったく気づけなくて、 ――人の心の捉(とら)え方 という暗黙知(あんもくち)を手に入れるための努力をはじめることはなかっ…

10 才のぼくが、それに気がついていたら……

10 才のころのぼくが強い関心をもっていたのは、 ――書き言葉を使って感動をもたらす。 ということであった―― と、きのう、のべました。 たしかに―― 10 才のころのぼくは、 ――書き言葉を使って感動をもたらす。 ということに強い関心をもっていました。 とい…

10 才のぼくが関心をもっていたこと

10 才から 25 才までのぼくは―― 実は、 ――未知の物事を見つけ出す。 ということに―― そんなに強い関心をもっていなかったにもかかわらず―― 強い関心をもっているとカンちがいをして―― しかも、そのカンちがいに気づくこともなく―― かなりの時間をムダに使っ…

10 才から 25 才までのぼくは時間をムダに使った

――大人になったら、物理や歴史のことで、未知の物事を見つけ出す仕事がしてみたい。 と、10 才のぼくは思っていたけれども―― そのような仕事をするのに必要な、 ――未知の物事の見つけ方 という暗黙知(あんもくち)を手に入れるために、10 才の今、自分は何…