2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧
仙台駅前の老舗百貨店が破産し、閉店したというニュースを―― きのうの昼にきいて―― 経営の難しさについて、あらためて感じ入りました。 僕は仙台に住んでいるので―― その百貨店のことも、まったく知らないわけではなく―― むしろ―― 細かい用事をみつけては、…
お芝居で悪役を演じることは―― 実に奥が深いようです。 …… …… 僕は悪役が大好きで―― 悪役を演じる役者さんには、特段の関心をもってきたのですが―― 悪役というのは―― 当たり前ですが―― 悪人の役のことですよね。 その悪人には―― 少なくとも2種類あるのだそ…
――もう、そんなことまでわかるの? と―― まだ小学生だった頃に―― 大人を驚かせたことがあります。 実際には―― 何もわかっていませんでした。 テレビで見聞きした言葉を、ただ何となく状況に合わせて口にしたら―― それが、あまりにも文脈に合致していたらしく…
何ごともチャランポランなのに―― なぜか巧くいく―― 周囲の人たちから、いかにも軽くみられていそうなのに―― なぜか高く評価されている―― そういう人が―― 稀にいます。 そういう人は、しばしば、 ――もっと真剣にやれば、もっと凄く巧くいくのに……。 と残念が…
――未曽有の大惨事は筆舌に尽くし難い被害をもたらした。 などというと―― 何か酷く重大なことをいったように感じられますが―― 実際には―― 何もいっていないに等しいのですよね。 人類史に刻まれる凄惨な内容かもしれないし―― 全然そうではない―― もっと日常の…
空腹のときの粗食は美味(おい)しく―― 満腹のときの美食は不味(まず)く感じられるもの―― ですから―― 思い切っておカネを節約したり、健康に配慮したりするならば―― 空腹が気にならないうちは一切ものを食べようとせずに―― しだいに空腹が極まってくる頃に…
――云々(うんぬん) を、「でんでん」と読む人がいるときき―― (まさか!) と思ったものですが―― この種の勘違いは―― 誰もが、多少なりとも、しているものだそうで―― たとえライターやアナウンサーといった言葉を扱うプロの人たちであっても―― そうした勘違…
いつも一緒にいることで、相手を元気にする人と―― いつも一緒にいることで、相手に負担をかける人とがいます。 要は―― 相手に気を使わせるか、使わせないかの違いです。 …… …… 身近なところに―― 才能にあふれた人がいて―― 基本的には、いつも良い仕事ぶりを…
――post-truth(ポスト・トゥルース) という言葉が―― すっかり定着しました。 イギリスのオックスフォード大学出版局が毎年11月に流行語“ワード・オブ・ザ・イヤー(Word of the year)”を発表しています。 2016年のワード・オブ・ザ・イヤーが「post-truth…
成功の秘訣は、 ――再起不可能の失敗を確実に防ぎつつ、再起可能の失敗を繰り返すこと に尽きるといえます。 つまり―― 再起可能の失敗を様々に経験し―― それら失敗の一つひとつから教訓を得て―― その結果―― 最終的に、それら失敗を全て帳消しにできるくらいの…
――持論を展開した。 という表現を―― しばしばネットの記事などで見かけます。 この表現―― 僕は、あまり好きでないのですね。 皮肉を感じてしまうからです。 ――世間の人たちが受け入れにくい独自の考えを延々と語った。 といったニュアンスが―― 感じられます…
――民主主義社会の成熟には、政治コメディを大切する文化や伝統が必要だ。 という考え方があります。 その通りと思います。 政治コメディは、ふつうの政治報道や政治談議とは違って―― 正面からではなく、裏面から、政治を論じます。 そういう意味で―― 政治コ…
北朝鮮の最高指導者の異母兄が―― マレーシアの首都の空港で暗殺されたようです。 第一報は韓国メディアから発せられて―― 一昨日の夜のことでした。 その後―― 世界中のメディアが次々と続報を出しています。 このマレーシアの暗殺事件は―― 今のところ―― 北朝…
新聞をみても、雑誌をみても―― テレビをみても、ネットをみても―― どれをみても読んでも―― ――どうでもいい! と思えることが増えたと感じます。 それだけ―― 僕の関心が狭小化され、固定化された―― ということだと思いますが―― そうはいっても―― 自分が心の底…
いわゆる老舗の大企業などで―― たかだか5年くらいで最高経営責任者がコロコロと代わっていくのをみていると―― (ホントに、それで大丈夫なの?) と―― 素朴に疑問を感じます。 5年足らずで最高経営責任者が代わっていくということは―― その企業は、例えば…
皮肉や嫌味をいわれても、それとはなかなか気づけない、気づかない―― そういう性質が―― 僕には、あるようです。 「あいつ、ホントありえないくらい鈍いんだよな~」 と呆れられている、みたいな――(苦笑 …… …… もちろん―― そういう陰口を露骨に叩かれたりし…
日本人は、一般に、考察したり議論したりする際には、なかなか批判的になれない、と―― いわれます。 その通り、と―― 僕も思います。 この場合の「批判的になる」とは、 ――考察や議論の際に、対象となる事物を少しでも改善するために、あえて否定的に認識した…
世の中には―― 失敗続きで周囲を心配させながらも―― 老年期まで、それなりに幸せな人生を過ごせる人と―― 失敗知らずで周囲から期待されながらも―― 青年期に早々と取り返しのつかない失敗をし、幸せな人生を過ごせない人と―― がいます 幸せな人生を過ごせない…
人の感情は、小刻みに揺れ動きますから―― 一時の感情を重くみすぎると―― しばしば思考や言動を誤ります。 感情をみるときは―― その大まかな動態を均(なら)してみることが必要です。 例えば、直近の24時間や1週間、あるいは、1か月や1年などを通して均し…
自分が本音をいわないのに―― 相手に本音をいわせようとしても―― 無理な話です。 相手の本音がききたければ―― 自分の本音をいうことです。 そうすれば―― 本音の押収にもちこめる―― 逆に―― 相手の本音をききたくないときには―― 自分の本音を決していわないこと…
本当に美しいと思えるものを手に入れて―― それをいつもそばに置いて眺めるうちに、 ――なんだ。よくみると、それほど美しいわけではないな。 と思うようになり―― いつの間にか―― まだ手に入れていない“本当に美しいと思えるもの”のことまで、 ――それほど美し…
日頃から派手な服装を好んでいる人が――あるいは、好んでそうにみえる人が―― たまに地味な服装で現れたりすると―― (おや?) と思うことがあります。 2つの意味で、「おや?」と思うのですね。 1つは、 (おや? ずいぶん貧相にみえること……) という意味…
「“はい”か“いいえ”かで答えて下さい」 と訊き―― ひんしゅくを買う人は珍しくないのですが―― そういうのとは違って―― “はい”か“いいえ”かでしか答えられないことを延々と訊いてくる人もいるのですね。 そういう人は―― いくつもの質問を重ねて訊いたり、ある…
――破壊 に対し、 ――創造 といいますね。 ここでいう「創造」は、「建設」や「生産」でもよいかと思いますが―― 一番しっくりくるのは「創造」であると感じます。 …… …… “破壊”は―― たいていは人々の争いが発端ですよね。 つまり、 ――争いが破壊をもたらす。 …
何でも簡単に検索できるネット時代では―― 学習とは、 ――情報の取捨選択の仕方を学ぶこと に尽きるといえます。 重要な情報だけを的確に取り出して、無用な情報は的確に捨て去れる―― そんな能力の獲得が、 ――学習 です。 何でも簡単に検索できるネット時代で…
政治に携わるのなら―― 政治のリアリティを受容し、熟知しておく必要があるでしょう。 “政治のリアリティ”とは―― 政治が、世の人々の利害調整に過ぎないという実感を伴った感覚のことです。 もっといえば―― 世の人々の欲望や保身、不安や恐怖といった生々しい…
「髪を切ったのか?」 と、先週の金曜の夜に会った人に―― きょう、訊かれ―― 「切ったけれど、2~3週間前のことだ」 と答えたあと―― すぐに―― 先週の土曜の朝に床屋へ行っていたことを―― 思い出しました。 …… …… 先週の土曜日以降に―― 公私にわたって実に様…
組織の構成員に向かって、 ――邪悪であるな。 と戒告するのと、 ――正善であれ。 と奨励するのとでは―― どちらが組織のためになるでしょうか。 …… …… ――邪悪であるな。 といわれれば―― 組織の構成員は、邪悪であるか正善であるかハッキリしないことにも―― それ…