マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

算数・数学が脳によって作られる

脳(のう)の内部における、 ――大量の“電気の信号”のやりとり の起こり方について、 1)信号は、他の信号と合わさることで、増(ふ)えたり減(へ)ったりする。 2)信号は、他の信号から影響(えいきょう)を受けることで、強くなったり弱くなったりする…

それらのルールの全てが“算数・数学の在り方”に関わっているわけではない

脳(のう)の内部における、 ――大量の“電気の信号”のやりとり の起こり方にルールのようなものがあり―― 例えば、 1)信号は、他の信号と合わさることで、増(ふ)えたり減(へ)ったりする。 というようなルールは、 ――足し算 を思わせ、 2)信号は、他の…

足し算や掛け算を思わせるルール

脳(のう)の内部における、 ――大量の“電気の信号”のやりとり の起こり方にルールのようなものがあり―― それが、 ――算数・数学の在(あ)り方 を決めているのではないか―― と、きのう、のべました。 では―― その、 ――大量の“電気の信号”のやりとり の起こり…

何が“算数・数学の在り方”を決めているのか

――電気の信号のやりとりが“心”の素(もと)になっている。 と、きのう、のべました。 この“電気の信号”は、脳(のう)の内部で、 ――神経細胞(しんけいさいぼう) と呼(よ)ばれる“小さな袋(ふくろ)”の間を行き来しています。 神経細胞は脳の内部に大量に…

電気の信号のやりとりが“心”の素になっている

――脳(のう) は、 ――神経細胞(しんけいさいぼう) という“小さな袋(ふくろ)”が数多く集まって成り立っていて―― それら神経細胞は、たがいに電気の信号をやりとりしている―― と、きのう、のべました。 つまり、 ――脳 の内部では―― 電気の信号が大量に飛び…

その“本当の違い”は“脳の違い”による

――脳(のう) に違(ちが)いがあると、 ――算数・数学の違い が、 ――見かけ上の違い ではなく、 ――本当の違い になる―― と、きのう、のべました。 一見、 ――心の違い が、 ――本当の違い をもたらすように感じられるけれども―― 実際(じっさい)には、 ――心の…

その“本当の違い”は“心の違い”ではなく――

――算数・数学の違(ちが)い には、 ――見かけ上の違いと本当の違いと―― がある―― と、きのう、のべました。 ――見かけ上の違い というのは、おそらく、 ――体の違い によります―― 例えば、指が 10 本かとか、“指”が 32 本かとか―― …… …… これに対し、 ――本当の…

算数・数学の違い:見かけ上の違いと本当の違いと――

もし、この宇宙(うちゅう)に、ヒト以外の知的生命体が数多く存在(そんざい)をしていたら―― この宇宙は、いろいろな算数・数学で、あふれているであろう―― と、きのう、のべました。 1 本ずつ動かせる 10 本の指をもっているのか―― 2 本ずつ束ねられる 32…

算数・数学:どんな体をもっているかで変わる

もし―― ぼくらの祖先(そせん)が、 ――掛(か)け算から始まっていて、かつ“/・進法(しんほう)”が中心になっている算数・数学 というものをつくりだしていたとしたら―― ぼくらの祖先は、2 本ずつ束(たば)ねられていく 32 本の“指”をもっていたに違(ち…

掛け算から始まっている算数・数学(9)

ぼくらの祖先(そせん)が、 ――足し算から始まっていて、かつ 10 進法(しんほう)が中心になっている算数・数学 というものをつくりだしたのは―― ぼくらの祖先が、左右の手に 5 本ずつ――合計 10 本の指――をもっていたからに違(ちが)いない―― と、きのう、…

掛け算から始まっている算数・数学(8)

足し算と掛(か)け算とが深く絡(から)みあっていることについて―― きのうまで、のべてきました。 この絡みあいは―― おそらく―― どんな算数・数学についても、いえることです。 ――足し算から始まっている算数・数学 であっても、 ――掛け算から始まっている…

掛け算から始まっている算数・数学(7)

――掛(か)け算から始まっている算数・数学 である、 ・、 /、 ◇、 ▢、 〇 /・、//、/◇、/▢、/〇 ◇・、◇/、◇◇、◇▢、◇〇 ▢・、▢/、▢◇、▢▢、▢〇 : : は、“/・進法(しんほう)”であり、 /◇ は、 ◇ × /・ と表される―― と、おととい、のべました…

掛け算から始まっている算数・数学(6)

――足し算から始まっている算数・数学 である、 0、 1、 2、 3、 4、 5、 6、 7、 8、 9 10、11、12、13、14、15、16、17、18、19 20、21、22、23、24、25、26、27、28、29 30、31、32、33、34、35、36、37、38、39 : : は、10進法(しんほう)であり、 ――…

掛け算から始まっている算数・数学(5)

――掛(か)け算から始まっている算数・数学 で使われる数字として―― アラビア数字に代わる“新たな数字”を、 1 → ・ 2 → / 4 → ◇ 8 → ▢ 16 → 〇 と定めてみると―― ――掛け算から始まっている算数・数学 というのは、 ・、 /、 ◇、 ▢、 〇 /・、//、/◇、…

掛け算から始まっている算数・数学(4)

――掛(か)け算から始まっている算数・数学 で使われる数字として―― アラビア数字に代わる“新たな数字”を、 1 → ・ 2 → / 4 → ◇ 8 → ▢ 16 → 〇 と定めてみることを考えています。 アラビア数字は10進法(しんほう)であり、 0、 1、 2、 3、 4、 5、 6、 7…

掛け算から始まっている算数・数学(3)

――掛(か)け算から始まっている算数・数学 で使われる数字として―― ひとまず、 1、2、4、8、16 のアラビア数字に代わる“新たな数字”を、 1 → ・ 2 → / 4 → ◇ 8 → ▢ 16 → 〇 と定めてみると―― 一番のポイントは、 16 → 〇 と置きかえていることである―― と…

掛け算から始まっている算数・数学(2)

――掛(か)け算から始まっている算数・数学 のことをのべようと思ったら―― そもそも、 1、2、3、4、5、…… という数字に代わる数字――まったく新しい何か他の数字――を使わなければならない―― と、きのう、のべました。 いま、 ――掛け算から始まっている算数・…

掛け算から始まっている算数・数学(1)

――足し算ではなく、掛(か)け算から始まっている算数・数学 というのが、もし、あるとすれば―― それは―― 例えば、 1、2、4、8、16、…… という整数の在(あ)り方に気づかれることによって始まる算数・数学である―― と、きのう、のべました。 そして―― その…

足し算を知らなくても掛け算はできる?

――足し算を知らなくても掛(か)け算はできる。 という体験がありうる―― ということが、 ――ABC予想 によって間接的(かんせつてき)に示(しめ)されている―― と、きのう、のべました。 …… …… ――足し算を知らなくても掛け算はできる。 …… …… 本当に―― そんな…

ABC予想は“人の世界観”をひっくりかえしている

――ABC予想 は―― 他の“数学の予想”と比べれば、もちろんのこと―― 他の“科学(かがく)の仮説(かせつ)”と比べても―― まさに、 ――科学の仮説 と呼(よ)ぶに相応(ふさわ)しい内容(ないよう)である―― と、11月8日に、のべました。 ここでいう、 ――「科学の…

一般相対性理論:いかにも“科学の仮説”らしい

いかにも“科学(かがく)の仮説(かせつ)”らしい、 ――科学の仮説 というは、 ――人の世界観(せかいかん) に深く関わっていて―― しかも、その世界観は、あるときに急に変わってしまうかもしれない予感を秘(ひ)めている―― といえる―― と、きのう、のべまし…

どういった内容が「科学の仮説」と呼ぶに相応しいのか

――ABC予想 は―― 他の“数学の予想”と比べれば、もちろんのこと―― 他の“科学(かがく)の仮説(かせつ)”と比べても―― まさに、 ――科学の仮説 と呼(よ)ぶに相応(ふさわ)しい内容(ないよう)である―― と、きのう、のべました。 このように、のべると、 ――…

ABC予想は、まさに「科学の仮説」と呼ぶに相応しい

――ABC予想 は、数学を科学(かがく)の世界に繋(つな)ぎとめている金具のようなものの1つである―― と、10月26日に、のべました。 その、 ――ABC予想 の内容(ないよう)は―― 以下の通りです。 * 1 以上の整数 a、b、c が、 a + b = c をみたしている―― a…

もう一度この理論に重大な関心をもつには何が必要か

――宇宙際(うちゅうさい)タイヒミュラー理論(りろん) のことをよくわかっている数学者たちというのは―― この理論が発表をされてから間もなくのころ――つまり、2012年から2015年までのころ――には―― 世界中で、 ――数名だけ―― であったものが―― 今では、 ――二…

数名だけ → 二十数名にも

――宇宙際(うちゅうさい)タイヒミュラー理論(りろん) と呼(よ)ばれる理論が考え出されたのは、 ――ABC予想 が正しいことを示(しめ)すためであった―― と、10月30日に、のべました。 ――ABC予想 が、いっていることは、だいたいは、 ――掛(か)け算のこと…

一般相対性理論と同じような歩みをたどれるか

――宇宙際(うちゅうさい)タイヒミュラー理論(りろん) が、2012年に発表をされて―― それについて、 ――世界で数名しか理解(りかい)をしていないはずである。 と、いわれるようになったときに―― (そうか! 一般(いっぱん)相対性(そうたいせい)理論の…

ぼくらは数学の歴史の証人に――

ドイツ生まれの理論物理学者アルベルト・アインシュタイン(Albert Einstein)が、1915年ころに発表をした一般(いっぱん)相対性(そうたいせい)理論(りろん)が―― 発表をされて間もなくのときには、 ――世界で数名しか理解(りかい)をしていないはずであ…

世界で数名しか理解をしていない?

――宇宙際(うちゅうさい)タイヒミュラー理論(りろん) が発表をされたのは、2012年のことでした。 その発表の内容が、あまりにも目新しく、かつ、難しかったので―― 数学の論文(ろんぶん)として正式に出版(しゅっぱん)をされるまでに、10 年近い年月が…

宇宙際タイヒミュラー理論(3)

――宇宙際(うちゅうさい)タイヒミュラー理論(りろん) では―― ぼくらが日ごろ十分に知っている算数・数学とは別に、ぼくらが日ごろ十分には知らない未知の算数・数学というものがあると考えて―― その“未知の算数・数学”との関係を上手に使って、掛(か)け…

宇宙際タイヒミュラー理論(2)

――宇宙際(うちゅうさい)タイヒミュラー理論(りろん) の、 ――宇宙際 というのは、 ――ぼくらが日ごろ十分に知っている算数・数学と、ぼくらが日ごろ十分には知らない未知の算数・数学との間の―― くらいの意味になる―― と、きのう、のべました。 きょうは、…