2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧
今日は久々にゆっくりと午前中を過ごしました。 ここ1、2週間は、休みの日も含め、せわしい午前中を過ごしてきましたから―― 今日は、すごくリラックスした気分です。 リラックスできる日は―― ちょっとした話にも、敏感に反応できますね。 例えば―― どんな分…
「非科学的」という言葉がありますね。 ――うさん臭い。 とか、 ――根拠薄弱 とかいった悪い意味にとられることが多いようですが―― 僕自身は、全然、悪い意味には思えないのですね。 単に「科学的でない」というだけの意味でしょう。 * そもそも――「科学」は…
今日は朝からずっと家にいました。 調べものをするためです。 調べものをするのに、朝からずっと家にいるというのは―― 何とも幸せ者ですが―― ありがたいことに、必要な書籍類が手元に揃っていることは、昨日のうちにわかっていましたし―― 何といっても、今は…
科学者の習性として、 ――疑い深い ということが挙げられるでしょう。 科学者は物事を、そう簡単には信じないものです。 例えば、ある日、別の科学者から、 ――実験 A から結果 B を得た。よって、知見 C を得た。 といわれても―― 科学者は、その主張を即座に…
誰かのために、何かをしてあげるということは―― とても気持ちがよいものだと思います。(あの人だったら、どう思うだろう? どう感じるだろう? どう考えるだろう?) そうやって、あれこれと思いを巡らすこと自体が、心地よいのです。 もちろん―― そうやっ…
昨夜、麻生新内閣が正式に発足したようですが―― 多くの識者が指摘する通り、今の内閣は仮の姿であって―― きたる衆議院総選挙の結果を経て成立する内閣こそが、真の意味での新内閣です。 もちろん―― その「真の意味での新内閣」の首班が、また麻生さんになる…
自分の下した結論が、あまりにも世間の常識からズレていると―― 落ち込みますね。 気分が落ち込みます。(たぶん、オレはバカなんだ) などと思います。 べつにバカでも結構なのですが――(笑 自分がバカだと他人に悟られても面白くはないので―― そういう非常…
人が人らしくあるためには、暮らしに遊びが必要です。「遊び」というのは、「ムダ」と言い換えてもよいのですよ。 毎日・毎時間、必要かつ十分なことをこなすだけでは、人は人らしくはいられないでしょう。 例えば―― やってもやらなくてもどうでもいいような…
ここ半年ほど―― 体について、ずっと考えています。 主にヒトの体について、です。 僕の経歴をご存じの方の中には、 ――何を今さら! と思われる向きもあるでしょう。 たしかに僕は、学生時代に医学を専攻し、今は医師免許をもっている身です。 ですから―― ヒ…
人が生きていくことに意味などはないと思うのですね。 どう考えても意味などは見出せない――(笑 それゆえに―― 人は物語を作るのだと思います。 生きることが無意味ではなくなるように、物語を作る―― つまり、物語とは人が生きる意味です。 小さな女の子の「…
(人間に自由意志など、本当はないのではないか) と思うことがあります。 例えば、今、僕はシャワーから浴びたばかりで、薄着のまま調べものをしておりました。 しばらく、そのままでいたら、かなり涼しくて気持がよかったので―― 何となく、そのままの恰好…
大学の強みは、 ――若い人たちが大勢いる。 という一点に尽きるでしょう。 大学に匹敵しうる学問機関や研究施設は多々あれど―― この点だけは、大学にかなうべくもありません。 では―― 若い人たちが大勢いるということは、具体的には何を意味するのでしょうか…
昨日の『道草日記』で、 脳科学 = 哲学的ゾンビ学 の等式を示しましたが―― つまるところ、これは、 ――脳科学は壮大な背理法に従うべきだ。 という主張です。 背理法というのは―― 想定される結論が2つしかなく、それら2つが相反するときに用いられます。 例…
「脳科学」という言葉があります。 文字通り、脳を科学的に研究する学問分野のことですが―― 僕は、この「脳科学」という言葉が、ピンとこないのですね。 英語で、 ――brain science といわれれば、少しはピンとくるのですが―― まあ、それには慣れの問題もある…
同じ雑誌を2冊も買ってしまいましたよ。 雑誌ですよ。 書籍ならわかりますが―― 雑誌を2冊も買うか、ふつう? いや―― 書籍だって、わからない人はわからないと思いますが――(笑 実は、本好きの人間にとっては―― 数年前に買ったのと同じ書籍をまた買ってしまう…
エレベータの扉に、 ――開け閉め注意! みたいな貼り紙があったのですよ。 その注意書きの上に、小さな子供の泣き顔の絵が描かれてあったのですが―― そういう貼り紙は、もちろん全く珍しいものではなく、自分が小さな子供だった時からのお馴染みであったわけ…
部屋の本棚がいっぱいになって久しいので―― そこに入り切らない百数十冊の書籍が、床に平積みになっているのですが―― 今朝、外に出かけようとして、部屋の電気を消しかけたときに、(おわ!) と、目を剥いたのですね。 平積みの百数十冊が、見事に倒れ散ら…
読ませる文章というのは、勢いのある文章ですね。「勢いのある」というのは、「読み手をグイグイ引っ張っていく」という意味です。 その引っ張り方には色々あるのですが―― 今日、僕が読んだエッセイは、ちょっとズルい引っ張り方をしていたので、(やられた…
一般に、ある人に敬意を抱けるかどうかは―― その「ある人」の態度や発言や行動に依拠していると考えがちですが―― 実際には、自分自身の心のありように依拠しているのではないか、と思います。 つまり―― 同じ人でも、自分の気構え次第では、 ――うお~、この人…
最近、朝、目を覚ましたときに、お腹が、 ――ギュルギュルルル! と鳴るようになりました。 わざとです。 朝、きちんとお腹が鳴るように、夕食を少なめにとる食生活に徹しているのですね。 こうすると、すごく目覚めが気持ち良いのですね。 気分爽快の朝を迎…
単純作業をしていると―― 心が和んだりしませんか。 例えば、ひたすら新聞雑誌を束ねていくとか―― もちろん、そういう単純作業ばかりを毎日やっていたら、そのうちにイヤになると思うのですが―― たまにやったりすると、とても心が和むのです。 単純作業をやっ…
昔の自分の写真というのに、あまり興味がないのですよね。 自分だけじゃなく、家族の写真も、あまり興味がありません。 故人の場合は別ですが―― あと、完全な第三者の場合も別ですが―― 今の自分や家族は、ここにあるわけですよね。 その自分や家族は、ほぼ間…
昨日の『道草日記』で、 ――北斎や広重の浮世絵をみていたら、江戸を明治に繋ぐものはないと感じた。 というような話を述べました。 なぜ、そのような結論に至ったのか、自分でも訳がわからずにいるのですが――(笑 一夜明けた今日、このことについて、もう少…
TVで北斎や広重の浮世絵をみていたら、 ――江戸を明治に繋(つな)ぐものは何か。 と―― ふと、そのようなことを考えました。 司馬遼太郎さんなら、 ――支配者層の開明性や合理性 とお答えになったかもしれません。 明治の為政者には、それまでは当たり前だった…
人間の心の営みには、自分で意識できる部分と意識できない部分とがあって―― その意識できない部分を、かのフロイトは「無意識」と名付けたわけですが―― その無意識の部分での判断が、いわゆる直観というものでしょう。 最近、この直観が、なかなかバカになら…
今朝、温泉宿のネット広告をみたのですよ。 若い男女が、仲良く並んで湯に浸かり―― こちら側に背を向け、首筋だけをみせている写真だったのですが―― …… …… いったい、どういうシチュエーションを狙ったものでしょうか? こういうことって、現実に起こりえま…
何事も―― それを5年、10年、15年と続けていると―― たとえ、それがどんなに表面的な意味しか持っていなさそうな事であっても―― 何か重大な真理を示唆しうるものなのです。 例えば、僕は高校生を相手に、もう15年くらい大学受験の数学を教えているのですが―― …
人の歌声には、ときに技術を超えた魅力が宿ります。 醒めた気持ちで聴くと、どうってことはない歌声であっても―― 少しだけを気持ちを高めて聴くだけで、(うわ~、すごい!) と思えることがあります。 どんな歌声でもそうだ、というわけではないのですよ。 …
日本人は、自分に自信がないようでいて―― 実は、結構な自信を持っているのだと感じます。 自信で溢れている国民として真っ先に挙げられるのはアメリカ人ですが――(笑 そのアメリカ人に匹敵するくらいの自信を、日本人も持っていると思います。 日本人だけで…
今夜、仕事を終えて―― 何気なく携帯電話でポータル・サイトをチェックしていたら―― ――福田首相、辞意表明 のタイトルが目に付きました。(ええ~?) というのが第一印象でしたね。 ここ数日は色々とスケジュールが詰まっていて、TVや新聞などをゆっくりみる…