マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

非常識な結論を表に出すかどうか

 自分の下した結論が、あまりにも世間の常識からズレていると――
 落ち込みますね。

 気分が落ち込みます。

(たぶん、オレはバカなんだ)
 などと思います。

 べつにバカでも結構なのですが――(笑
 自分がバカだと他人に悟られても面白くはないので――
 そういう非常識な結論は、とりあえずは表に出さないものですよね。

 そのことがわからずに表に出す人は――
 たぶん、掛け値なしにバカなのですが――

 そのことがわかった上で、なおも表に出す人は――
 もしかしたら、掛け値なしに天才なのかもしれません。

 いや――
 天才じゃないな。

 秀才です。

 本当に天才ならば――
 こんな些末なことになど、おかまいなしに――
 さっさと表に出すでしょう――そういう非常識な結論を――

 もちろん、その決断は微妙なものですよ。
 だからこそ、

 ――バカと天才とは紙一重――

 であるわけです。