マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

相手が自分と「仲良くしたい」とも「仲良くしたくない」とも思っていない場合

相手が自分と、 ――仲良くしたくない。 と思っている場合には―― 人と人との関係は、どのような在(あ)り方が望ましいのかについて―― きのう、のべました。 きょうは―― 相手が自分と、 ――どちらでもない。 と思っている場合について――つまり、 ――仲良くしたい…

相手が自分と「仲良くしたくない」と思っている場合

ふつうの人と人との関係では、相手の出方がわからないために―― 相手が自分と、 ――仲良くしたい。 と思っている場合と、 ――仲良くしたくない。 と思っている場合と、 ――どちらでもない。 と思っている場合との少なくとも3通りの場合について―― 自分が、どの…

ふつうの人と人と関係では相手の出方がわからない

――親孝行(おやこうこう) の段階(だんかい)の親子関係は、 ――子(こ)慈育(じいく) の段階の親子関係と、ふつうの人と人との関係との中間であるといえる―― と、8月26日に、のべました。 そして―― 子どもは―― まだ十分に育っていなくて、なかなか一人で…

どちらでもない → “さぐり”を入れる

――親孝行(おやこうこう) の段階(だんかい)の親子関係として、どのような在(あ)り方が望ましいのか―― ということについて―― きのう、のべました。 かんたんに、くりかえしますと―― 親には選択肢(せんたくし)がなくて―― 子どもには選択肢があって―― 子…

「親孝行」の段階の親子関係の望ましい在り方

――親孝行(おやこうこう) の段階(だんかい)の親子関係は、 ――子(こ)慈育(じいく) の段階の親子関係と、ふつうの人と人との関係との中間であるといえる―― と、きのう、のべました。 そして―― ――親孝行 の段階の親子関係では―― 親は、 ――子慈育 の段階…

「親孝行」の段階の親子関係は、「子慈育」の段階の親子関係と、ふつうの人と人との関係との中間――

いわゆる「親子関係」から人と人との関係の在(あ)り方を学ぼうと思ったら―― ――子(こ)慈育(じいく) の段階(だんかい)は、あまりよくなくて―― ――親孝行(おやこうこう) の段階まで待つ必要がある―― と、きのう、のべました。 ――子慈育 の段階の親子関…

親子関係から人と人との関係の在り方を学ぼうと思ったら

――親孝行(おやこうこう) の段階(だんかい)では―― 親は、子どもに対し、多かれ少なかれ、 ――仲良くしたい。 と思っている一方で―― 子どもは、親に対し、 ――仲良くしたい。 とも、 ――仲良くしたくない。 とも、 ――どちらでもない。 とも思っている―― と、…

なぜ“親孝行”は、さまざまで、“子慈育”は、どれも同じなのか

――親孝行(おやこうこう) の望ましい在(あ)り方は、さまざまであるので、 ――人を大切にあつかう方法の複雑(ふくざつ)さ が学べるけれども、 ――子(こ)慈育(じいく) の望ましい在り方というのは、どれも、ほとんど同じであるので―― ――人を大切にあつ…

人を大切にあつかう方法は単純だ?

人を大切にあつかう方法というのは、とても複雑(ふくざつ)であり―― その複雑さを、人は、自分の親に対して、実際(じっさい)に親孝行(おやこうこう)をしてみることで、初めて思い知る―― と、きのう、のべました。 つまり、 ――人を大切にあつかう。 とい…

人を大切にあつかう方法の複雑さ

人を大切にあつかう方法について、 ――絶対(ぜったい)の正解(せいかい)がない。 ということを知るために―― 人は親孝行(おやこうこう)をしているのではないか―― と、きのう、のべました。 …… …… もう少し、わかりやすく、いいかえてみます。 …… …… 今、…

人を大切にあつかう方法を学ぶために……

――親孝行の難(むずか)しさ について、きのう、のべました。 …… …… こういうことをのべていると―― 8月13日にも、のべましたが―― 何となく、 ――やだなぁ。 と思う人はいませんか。 …… …… ――親孝行 の話は―― あまり面白くはありませんよね。 大切な話なのかも…

親孝行の難しさ

――親孝行(おやこうこう)、したいときには親は亡(な)い。 という言葉を―― ぼくは、 ――親孝行は、親が亡くなってから、したくなるものであるが、そうなってからでは遅(おそ)いので、まだ親が元気なうちから、親孝行をするのがよい。 という意味ではなく…

親孝行、したいときには親は亡い

――人は、自分の親を大切にあつかうことを通して、人を大切にあつかうことを学ぶものである。 と、きのう、のべました。 つまり―― 世の中の大人たちが、子どもに向かって、 ――親孝行(おやこうこう)をしなさい。 というのは、 ――人を大切にあつかえるように…

ある意味で、おそろしい――「親孝行をしなさい」という理由

世の中の大人たちが、 ――親孝行(おやこうこう)をしなさい。 と子どもに向かっていう理由は、 ――子どもは、十分に意識(いしき)をさせないと、なかなか親孝行をしようとしないから―― という理由のほかにも、ある―― と、きのう、のべました。 その理由とい…

「親孝行」は求められてきた

ヒトという生き物は―― おおまかな傾向(けいこう)として―― 親は子どもを“特別な人”とみなし、子どもは親を“特別な人”とはみなさない―― と、きのう、のべました。 そして―― おとといにも、のべた通り―― ヒトの親が自分の子どもを“特別な人”とみなすのは、 ――…

子孫を残そうとする力:ほとんどの生き物がもっている

ほとんどのヒトは、生物として、生まれつき子どもを大切にあつかうようになっているけれども―― ほとんどのヒトは、生物として、生まれつき親を大切にあつかうようにはなっていないために―― 人の世の中では、 ――親孝行(おやこうこう) という言葉が長らく必…

なぜ「親孝行」というのに「子慈育」とはいわないのか

――親孝行(おやこうこう) という言葉はあるのに、 ――子(こ)慈育(じいく) という言葉はないようである―― と、きのう、のべました。 ――子どもが親を大切にあつかうこと を、 ――孝行(こうこう) というのに対して、 ――親が子どもを大切にあつかうこと を…

親も子どもを大切にあつかわないといけないが……

――親孝行(おやこうこう)は十分に意識(いしき)をしていないとできない。 と、きのう、のべました。 つまり―― 子どもは、十分に意識をしていないと、親を大切にあつかえない―― ということです。 だからこそ―― 世の中の大人たちは、みなさんくらいの年令の…

親孝行は十分に意識をしていないとできない

――親孝行(おやこうこう) と、 ――親不孝(おやふこう) との違(ちが)いについて―― きのう、のべました。 ――親孝行 というのは、 ――お父さんやお母さんを大切にあつかう。 ということです。 例えば、 ――お父さんやお母さんの夢に関心をもつ。 とか、 ――お…

親孝行と親不孝と――

――お父さんやお母さんの夢(ゆめ)をうっかりあずかったりしないように―― と、きのう、のべました。 このように、のべると―― 何だか、ぼくが、 ――親孝行(おやこうこう)はしなくてよい。 と、いっているように感じられる人があるかもしれませんが―― もちろ…

お父さんやお母さんの夢に要注意――

――夢(ゆめ)をあずっかたりしないように―― と、きのう、のべました。 お父さんやお母さんの夢、お兄さんやお姉さんの夢、学校や習い事の先生の夢を、うっかり、あずかってはいけない、と―― …… …… とくに注意をしなければならないのは、 ――お父さんやお母さ…

夢をあずかったりしないように――

――親は自分の夢(ゆめ)を子どもに、あずけたりはしない。 と、ぼくが考えるのは、 ――親が自分の夢を子どもにあずけても、その夢がかなうことは、まずない。 と考えるからである―― と、きのう、のべました。 これは―― ぼくの考えです。 このようには考えない…

親は自分の夢を子どもに、あずけるか

親は自分の夢(ゆめ)を子どもに、あずけたりはしない――子どもには、自分自身の手で夢をえがき、それをつかみとってほしいと思うものである―― と、きのう、のべました。 思わず、いいきってしまいましたが―― ――この考えに反対の人はいる。 ということは、知…

その「好き」が本物かどうか

自分の親や兄弟(きょうだい)姉妹(しまい)にとっての、 ――ものすごく好きなこと は―― つい、自分にとっての、 ――好きになれそうなこと と思いこんでしまいがちである―― と、きのう、のべました。 このように、のべると―― 次のような疑問(ぎもん)をもつ…

そのカンちがいをしてしまう理由

――好きになれそうにないこと や、 ――どうしても好きになれないこと であるにもかかわらず―― なぜか、 ――好きになれそうなこと と思いこんでしまう―― そういうカンちがいをしてしまうことがありうる―― と、きのう、のべました。 なぜ―― そんなカンちがいが起…

なぜか“好きになれそうなこと”と思いこんでしまう

人の一生は、 ――どうしても好きになれないこと かもしれないことに 10,000 時間も使えるほどには長くない―― と、きのう、のべました。 たしかに、 ―― 10,000 時間の壁(かべ) をこえて何らかの暗黙知(あんもくち)を手に入れることは、とても大切ではあり…

人の一生は、“どうしても好きになれないこと”に 10,000 時間も使えるほどには長くない

――ものすごく好きなこと や、 ――ものすごく得意(とくい)なこと を見つけだすには、あえて、 ――好きになれそうにないこと にも取りくむ必要がある―― と、きのう、のべました。 その結果―― うまい具合に、 ――好きになれそうなこと が見つかれば―― あとは、そ…

まとめ:“ものすごく好きなこと”や“ものすごく得意なこと”を見つけだすには――

ここ1週間くらいで、のべたことをまとめます。 * ――ものすごく好きなこと や、 ――ものすごく得意(とくい)なこと を見つけだすには―― さまざまな体験をくりかえすことによって ――好きになれそうなこと や、 ――好きになれそうにないこと を1つでも多く見…

好きをもっと好きに、得意をもっと得意に――

ぼくは、20 才のころ―― どうしても好きになれなかった運動に関心を向けることで、 ――自分から望んでやろうとする。 ということの大切さを初めて本当の意味で知った―― と、きのう、のべました。 これによって―― わかったことがありました。 それは―― 好きなこ…

自分から望んでやろうとする

自分にとっての、 ――ものすごく好きなこと や、 ――ものすごく得意(とくい)なこと が、はっきりとわかったら―― その後は、なるべく、自分にとっての ――好きになれそうにないこと や、 ――どうしても好きになれないこと にも、あえて関心を向けてみるのがよい…