2006-01-01から1年間の記事一覧
今年の最後は『道草随想』です。 タイトルは、 ――僕のササヤカな数学人生で です。 リンク「道草随想のページ」から御覧になれます。 * ――ササヤカな―― とかいっている割には―― 自慢話です(苦笑)ハッキリいえば―― 20代の頃は、自分が数学者や理論物理学者…
コンビニなどで―― 例えば、1097円の買い物をしたとする。 このとき、財布が小銭でいっぱいならば―― 端数の97円もキッチリ払いたくなるのが人情だろう。できれば、余計な釣り銭は、もらいたくない。 さて―― では、どうするか。 昔は、こんな感じで、 ――じゃら…
――足るを知る。 という言葉がある。 幸せに生きるためには、重要な言葉だ。 欲望にはキリがない。 何かものが手に入れば、次のものが欲しくなり―― 次のものが手に入れば、次の次のものが欲しくなる―― 課長になれれば満足だった者が―― やがて、部長になり、役…
道草随想を更新しました。 タイトルは、 ――受験数学の問題のこと です。 リンク「道草随想のページ」より御覧になれます。 * タイトル通り、受験数学の問題の話です。 何のひねりもありません(笑 あ、まあ、ちょっとはあるかな。
昨日の『道草日記』で、 ――女は子宮で考える。 と書いた。 では―― 男は、常に頭で考えるのかといえば、そうでもない。 女が子宮で考えるのなら、 ――男は股間で考える。 といって、よいだろう。「股間」というのは、より直接的には、陰茎のことである。 ――も…
――女は子宮で考える。 などという。あるいは、 ――女は皮膚感覚で動く。 とも―― 多少、女性蔑視のニュアンスが込められているようだ。 女性に直に確認したことはないが―― おそらく、これらの言い回しに喜びを感じる女性は、珍しいに違いない。 が、こうした女…
――独創性 というと、 ――いかに他人と違っているか。 ということだと思っている人が多いようだが―― そうではない。 独創性とは、 ――いかに物事に根源に立ち返っているか。 である。 例えば―― 独創的な科学研究とは、科学の黎明期の頃の問題意識を起点としてい…
なぜ人は尊大になれるのだろう? * しばしば―― 尊大な人をみかける。 何を隠そう―― 僕自身、尊大にみられることが多々ある。 たぶん、僕の人格は尊大な一面を含んでいるであろう。 だからこそ―― 余計に考えておきたい。 なぜ人は尊大になれるのか? * 元来…
最近、人様の小説を読むのに苦労する。 とくにプロの書いた小説で苦労する。 どうにも読むのが辛い。 これが、アマチュアの書いたものだと、 ――よし、勉強だ! という気持ちになれるからよい。 それなりの緊張感が生まれる。 緊張感が生まれるので―― どんな…
タクシーに乗っていて―― あと少しで目的地というときに、 ――カチ と、メーターが回ると、なぜか、 ――がく! と、くる。 あの感覚は、なぜなのだろう。 いっておくが―― 僕は決してカネにミミッチイほうではない。 それが証拠に、37,380円の衝動買いを、平気で…
昨日の『道草日記』で、戦前の教育は全否定されるべきだと述べた。 もちろん、概論的に「全否定」ということであって、一つひとつの些事をシラミつぶしに否定していくわけではない。 全否定されるべきは、国家が教育を主導した実態である。 戦前の教育は、国…
――国家百年の計 という。 国政は100年先を見通すものでなければならぬ、との格言である。 が、100年先を見通すのは、生半可なことではない。 日本の近代化を押し進めた明治政府は、それなりに成功を収めたとはいえるが―― 後継政府は、維新後、わずか80年足ら…
久々の『道草随想』です。 タイトルは、 ――キャッシュ・フローは「円・日」か です。 リンク「道草随想のページ」より御覧になれます。 * タイトルだけでは、何のことかわかりませんね(笑 クレジット・カードにまつわるお話です。 今日、ちょっと高い買い…
『道草日記』に政治ネタで怒りをぶちまけると―― なぜかアクセス数が増加するようである。 本来、政治という営みは、怒りとは無縁であるべきはずだが―― 僕の場合には、政治ネタに怒りを盛り込まぬ限り、読者の皆様の御関心は買えぬようである。 不徳の致すと…
昨日、一昨日と、政治の話を書いてきた。 政治の話は憂鬱になる。 とくに安倍政権になってからは、そうである。 だから、あまり書きたくはない。 が、書かずにはおれぬ。 *「美しい国へ」などという。 実に安直な主観の塊である。 こんな塊を公約に掲げる人…
政治家が、 ――与党になりたいから、自民党へ―― という時代は、早く終わればよいと思っている。 この国では、戦後、議会制民主主義が、一応は根付いたにも関わらず―― いまだに選挙による政権交代が常態化しておらぬ。 由々しき問題だ。 * 昨日の『道草日記』…
今日は、この話は書かぬつもりでいたが―― やはり、書かずにはおれぬので、書く。 * 今日、改正教育基本法が、参院本会議で可決された。(ホントに改変しやがった!) というのが、正直な感想である。 教育基本法は、教育界の憲法に相当する重要な法律である…
仙台ロフトは、僕の家から、歩いて20分のところにある。 今日―― そこのインテリア・フロアで、収納箱を3つほど買った。 縦35cm、横26cmくらいのヤツである。 棚に陳列してあったのを、ひょいと持ち上げて、レジに持っていった。 レジのお姉さんは目線を合わ…
何が、小説を小説たらしめるのか―― 文芸畑で、しばしば議論になる。 様々な結論が導かれようが―― 実は、そんなに複雑な問題ではないと思っている。 唯一の基準は、 ――それが小説として書かれた否か。 だ。 小説の基幹は虚構性――つまり、嘘――にある。 よって…
限られた時間で、必要な情報を、正確に伝えることが、いかに難しいか―― 二十代が終わる頃には、肌で感じるようになっていた。 子供の頃からTVをみていて―― タレントやキャスターたちが、原稿もないのに、限られた時間で、必要な情報を、正確に伝える様子が当…
今日は朝から呼吸の状態が思わしくなかった。 例によって、喘息(ぜんそく)である。 昨夜、薬を休んだのが良くなかったらしい。 別に休もうと思って休んだのではなく―― 気付いたら朝になっていただけのことである。 今夜は、ちゃんと飲もう。 * 作家・野村…
今日になっても、喘息(ぜんそく)は治まらぬ。 あいかわらず、ゼロゼロといっている。 ちょっと長引きそうだ。 高校卒業に学んでいた予備校で、幼少時に喘息で苦しんだ経験のある先生がいた。 学校にも満足に通えぬくらいであったという。 ――今では、かなり…
風邪をひくと喘息(ぜんそく)の発作が出る。 子供の頃、僕は小児喘息を患っていた。 毎年、秋が深まると、ゼロゼロといっていた。 二十歳をすぎても、数年に一度は、発作がおきていた。 小児喘息が、ふつうの喘息に移行したわけである。 以前は数年に一度だ…
僕は、いかなる戦争も否定されるべきだと思っている。 ――平和ボケ と罵られても構わぬ。 それがボケだというなら、「ボケ」でもよい。 * 戦争には2つの闘いがある。 1つは敵と味方との闘い―― もう1つは―― 戦争を望む者と望まぬ者との闘いである。 戦争は、…
二、三日前から風邪が抜けぬ。 今冬、二度目の風邪である。 風邪は大病ではないが、ひいているときは、実に厄介だ。 喉は痛く、頭は重く、鼻はつまり、クシャミは止まらぬ。 いつもなら楽にできることが、ひと苦労である。集中力は落ち、些細な過ちが増える…
男が女に惹かれるときと女が男に惹かれるときとでは―― かなり様相が違うようである。 男は、幾つになっても、ひと目惚れが中心で―― 女は、歳を重ねるごとに、どんどん慎重になっていく―― そういう気がする。 そういう違いを、どうこう議論するつもりはない。…
教師は、 ――勉強したくなければ、しなければよい。 ということを、もっと声高に叫ぶべきだと思う。 もちろん―― 教える相手が幼いうちは―― そういうことは、いわぬほうがよい。 勉強をすれば、将来、得をすることは目にみえている。 そういう制度が、よいかど…
僕は目が悪い。 小学校の頃から、徐々に近視と乱視とが進み―― 視力は、今や小数点以下第2位にまで落ちている。 で―― 今日、メガネを外して、夜の街を歩いた。 風邪気味だったので、マスクをしていたのだ。 そうしたら―― 吐く息がマスクの隙間から漏れ、メガ…
ここ何年かで―― 時間について考えている。 時間は、哲学の大問題だ。 自我や自己と、切っても切れぬ関係にあるからであろう。 自我は、自己の内なる変化(心の動き)や自己の外なる変化(物の動き)を基に、 ――どうも世界には時間というものが流れているらし…
しばしば虚構の世界では―― 死体は美しいものとして描かれる。 それも、単に美しいのではなく―― 官能的に美しい。 現実の死体は、そんなに美しいものではない。 少なくとも、官能的には美しくない。 現実の死体を実際にみたことのある人なら、よくわかること…