マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

4年に一度しかめぐってこない日

2月29日は、4年に一度しかめぐってこない日なので―― なんだか、とても貴重な日であるように感じます。 例年ですと―― きょうは2月ではなく、3月なのですよね。 が―― 今年は、あくまでも2月なのです。 4年に一度、なぜ2月の末に1日だけ余計に付け加え…

人災

――人災 という言葉をしばしば見聞きします。 ――防災や減災に努めるべき人たちの不注意や怠慢によって、本来ならば防げたはずの災害を被ること―― くらいの意味でしょうか。「天災」に比しての「人災」です。 つまり、人の過失が「天災」を過度に悪化させた場…

電話は意思疎通という名の壁に穿たれた小さな穴

人は―― 誰かと面と向かって相対しているときよりも、電話口だけでやりとりをしているときのほうが―― より感情を不安定にさせる傾向にあるようです。 直に会っていれば何でもなかったはずの行き違いが、電話で喋っているときは激しい口論へと発展をする―― 電…

長所と短所とは表裏一体であるけれども

長所と短所とは表裏一体であるものですが―― その“表裏一体”を日頃から実感できている人というのは、どれくらい、いるのでしょうかね。 僕は“表裏一体”を理屈では理解しているつもりですが―― それでも、日常生活の只中では、 ――長所の対極が短所、短所の対極…

いわゆる「日本史」の特異性

僕ら日本人にとっては、一般概念としての歴史と、いわゆる「日本史」と呼ばれる歴史とは、異質であると思っています。 僕らが「日本史」といえば、そこには、社会史、政治・経済史、文化史、民族史などを、すべて込めています。 例えば―― 2000年前の日本列島…

エゴイズム

いわゆるエゴイズム(egoism)には2種類あって―― 一つが自分の利益を追求するものであり、もう一つが自分の損益を回避するものです。 利益追求のエゴイズムは、いかにもエゴイズムな感じですが―― 損益回避のエゴイズムは、ちょっと様相が異なります。 自分…

必要な物を手にするためだけの買い物は

買い物は、実際に買うまでは楽しくて―― いったん買ってしまったあとでは、そんなには楽しくありません。 ですから―― 買い物の真の目的は、実は、物を手に入れることではなくて―― どの物を手に入れようかで、あれこれと思案をすることにあるのではないかとさ…

思考の切り口がガラリと変わってしまう瞬間

どうしても譲れなかったことが―― どうでもいいことになってしまう瞬間があります。 それは―― 思考の切り口がガラリと変わってしまう瞬間です。 ある側面から考えていったら、「どうしても譲れない」であったのが―― 別の側面から考えていったら、「どうでもい…

過去の自分を裏切れば、自分の心の在り処がなくなる

――ああ、あのとき、失敗したな~。 と思うか、 ――あのときは、たしかにベストの選択だった。 と思うか―― その違いだと思うのです。「失敗したな~」と、しつこく後悔する人は―― その「失敗」となる選択を決断したときの自分を裏切っています。 先人の教えに…

とっさにお礼がいえる人は

とっさにお礼がいえる人は、(強いな~) と思います。 誰かから、さりげない厚意を示されたときに―― その厚意に気づき、背景の真意をつかみ、そこに見当違いな疑いをかけてしまわない―― そういう柔軟で誠実な対応を瞬時にとれる能力や感覚というのは、仕事…

かけひき

いわゆる、 ――かけひき の本質は、相手の手の内をよむことよりも―― 相手に自分の手の内をよませないことにあると思っています。 自分の手の内をよませないということは―― 心を閉ざしている、ということです。 一見、開いているようで、実は閉ざしている―― 自…

「sense of humor」よりも「おかしみ」を

――日本人には“sense of humor”がない。 とは、しばしば海外で耳にする悪口ですが―― たしかに―― 欧米文化圏の「sense of humor」の感覚は、多くの日本人にはないでしょう。 当然のことです。 日本人には、「sense of humor」がなくても、「おかしみ」の感覚は…

自分を見失わないために

世間を騒がせるニュースというのは、誰もが気になるものだと思いますが―― 世間は騒いでいないけれども、なぜか自分は気になるニュースというものがあります。 もし、新聞やTV、ネットなどを一切みなくなる生活に危険があるとすれば―― たぶん、それは「なぜか…

滑稽と思えるかどうかが

自分の思い通りにならないときに、人は、つい苛立つものですが―― それは、あまり賢明ではありませんね。 世の中には、自分の思い通りになることのほうが、むしろ珍しいのです。 ですから―― 何かが自分の思い通りにならないときには、 ――いま私は世の中の真実…

「心の闇」という言葉を発したときには

――心の闇 という言葉を、ときどき耳にしますが―― 僕は、この言葉を、できる限り、使わないようにしています。 というのは―― 心の内実は他者には決してみえないものだからです。 少なくとも他者の心は「闇」以外の何物でもないのですよね。 ところが、「心の…

人々の気持ちの「純粋さ」を基盤として成り立っている販売戦略

きょうはバレンタイン・デーですね。 ひと昔前は、女性が男性にチョコレートなどを贈る日でしたが―― 最近では、女性が女性に、あるいは、男性が女性に贈ることも多くなった、とか―― ――みんな、すっかりお菓子屋の計略にハマってしまって……。 といった類いの…

何とも後味の悪い

日頃から車間距離をとって運転をするようにしています。 そうしないと、恐くて、恐くて……。 きょうも、その恐さを実感しました。 片側一車線の高速道路を走っていたら―― 僕の前の車が、その前の車に、 ――ドスン とぶつかったのですね。 前の前の車が急ブレー…

嬉しくて泣いていたのではない

長年にわたって争いごとに明け暮れて、ほとんど家庭をかえりみることのなかった夫が―― 久しぶりに妻と顔を合わせ、 ――苦労をかけたな。 と詫びを入れ―― そんな夫が立ち去るのを待って―― 妻は、よよと泣き崩れる―― そういうシーンを、20年ほど前に、TVドラマ…

誰かの失敗を責めるということは

誰だって自分の失敗は人目にさらしたくないものですが―― その失敗を無理に隠そうとする意図は、もっと気づかれたくないものです。 ですから、何か失敗をしてしまったときは、 ――あはは。失敗しちゃった~。 といって笑って認めるのが、もっとも楽な対処法で…

何かへのコンプレックスを払拭するには

あることに取り組んで、それに挫折し、コンプレックスを抱く――という流れは、おなじみではありますが―― この「挫折」という体験の中身を吟味してみると―― 必ずしも挫折の後でコンプレックスを抱くということにはならないと感じるのです。 例えば―― 数学者に…

できるだけ良いほうに解釈したい

人のすることやいうことを―― あまり悪いほうには解釈したくないのですよね。 できるだけ良いほうに解釈したい―― が―― どうしても悪いほうに解釈してしまうときがあって―― そのことが人間関係のトラブルへと発展するものですが―― できることなら、そういうこ…

どうしても本題から入れないとき

いきなり本題に入る話し方を―― 皆さんは、どう思われますか。 僕は、そういう話し方が好きなのです。 逆に、本題を後回しにする話し方が、好きではありません。 何となく臆病な――どことなく斜に構えているような――そんな印象を与えてしまうと思うのですよね…

組織で培われるノウハウというのは

組織で培われたノウハウというのは―― 強固にユニークであることが多いようです。 似たようなノウハウが、別個の組織で、全く独立に培われたという話を、ほとんどききません。 なぜでしょうか。 おそらくは―― 組織を構成する人員の顔ぶれが、個々の組織によっ…

雪のことが書けない

概して―― 雪国の人たちは雪を恨むことが多いようですが―― 雪が滅多に降らない地方の人たちは、雪に憧れることが多いようです。 僕は仙台は住んでいて―― 仙台は、雪が滅多に降らないというわけではないけれども、しょっちゅう降るというわけでもなく―― その中…

新幹線の中でしか

きょう、ちょっと所用があって―― 仙台・東京間を新幹線で往復したのですが―― 新幹線の中でしか感じられないこと、思えないこと、考えられないことが―― どうも、あるように思えてなりません。 新幹線に乗っているときは意識できるけれど―― 例えば、飛行機に乗…

繰り返し聴くことに本質が

ちょっとした演奏会を聴いてきました。 クラシックの演奏会です。 僕はクラシックには疎く―― 演奏された曲目のほとんどは、(へ……?) という感じだったのですが――(笑 聴いたことのある曲が1~2曲だけ混じっていて―― それが演奏されているときは、少し幸せ…

相手にその気があるかどうかを知るためには

相手が自分と一緒に何かをやりたがっているかどうかを見極めたいと思ったら―― 簡単に見極める術があります。 それは、その「何か」を自分も一緒にやりたがろうとしてみせることです。 例えば、取り引き先の会社が商談を進めたがっているかどうかをみようと思…

接触事故、傍観

雪の中でバスを待っていたら―― すぐ目の前で、バスとタクシーとが接触事故を起こしました。 駅前の大通りでの出来事です。 事故の瞬間は目撃していないのですが―― どうやら、バックしていたバスが、客待ちをしていたタクシーにぶつかったようでした。 幸い大…

他者の精神世界、自分の精神世界

他者の精神世界は広くて深いと感じ―― 自分の精神世界は狭くて浅いと感じる―― そういうものだと思っております。 精神世界とは―― 例えば、わかっていること、覚えていること、感じとってきたこと、考えていること、思い描いていること、などの総和です。 ある…