どうしても譲れなかったことが――
どうでもいいことになってしまう瞬間があります。
それは――
思考の切り口がガラリと変わってしまう瞬間です。
ある側面から考えていったら、「どうしても譲れない」であったのが――
別の側面から考えていったら、「どうでもいい」になってしまう――
そういうことです。
この「思考の切り口がガラリと変わってしまう瞬間」を自在に操れるといいのですがね。
――お! 今、自分は、あの側面から考えているな。じゃあ、今度は、この側面から考えてみよう。
というふうに――
……
……
なかなか、そうはならないものです(苦笑