マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

太陽系を自在に動ける状態・再考2

――太陽系 の定義を、 ――太陽圏 つまり、 ――太陽風の及ぶ範囲 と、みなし―― かつ、 ――人は、いずれ無機物の個体を手に入れる。 と、みなすならば―― 人は―― 遅くとも 30 万 ~ 100 万年後には、 ――太陽系を自在に動ける状態 にある、といえる―― ということを、…

太陽系を自在に動ける状態・再考1

――人は、無機物の個体を手にするならば、早ければ 10 万 ~ 30 万年後に――遅くとも 30 万 ~ 100 万年後には――光速の移動を成し遂げる。 ということを―― きのうの『道草日記』で述べました。 このことをもとに―― 4日前の『道草日記』で述べた、 ――太陽系を自…

人が光速の移動を成し遂げる頃

人の文明の進展は、大まかに、 ――移動の速さ と、 ――寿命の長さ との2つの要因によって規定をされているのではないか―― ということを、きのうの『道草日記』で述べました。 それら2つの要因のうち、 ――移動の速さ に着目をした上で―― ――時間の経過 と、 ――…

人の文明の進展は2つの要因で規定をされる

――地球上を自在に動ける状態 ――太陽系を自在に動ける状態 ――銀河系を自在に動ける状態 の3つの“状態”について―― きのうまでの『道草日記』で述べてきました。 これら3つの“状態”は―― 5月25日の『道草日記』で述べたように、 ――カルダシェフの尺度(Kardash…

銀河系を自在に動ける状態

――地球上を自在に動ける状態 や、 ――太陽系を自在に動ける状態 について、きのう・おとといの『道草日記』で述べましたので―― きょうは、 ――銀河系を自在に動ける状態 について述べましょう。 …… …… きのう・おとといと同じように考えますと―― 人が、 ――銀河…

太陽系を自在に動ける状態

人が、 ――太陽系を自在に動ける状態 を手にするには、 ――太陽系のあらゆる場所に 1 日で赴ける。 という条件を満たすか、 ――太陽系のあらゆる場所に赴ける時間の長さの 30,000 倍まで自分たちの寿命を伸ばす。 という条件を満たすか、すればよい―― というこ…

地球上を自在に動ける状態

ちょっと話が破天荒になりすぎていますけど、 ――カルダシェフの尺度(Kardashev scale) の“2の段階”や“3の段階”について、あれこれと思うところを述べるのは―― けっこう面白いものですね。 調子に乗って、もう少し―― この話を続けたいと思います(笑 …… ……

単数の自我が統一をする社会の必然性

――カルダシェフの尺度(Kardashev scale) に、 ――汎症根治(はんしょうこんち) ないし、 ――不老不死 を照らし合わせるなら―― これらが成し遂げられるのは、 ――惑星の表面で得られるエネルギーの全てを用いうる段階(“カルダシェフの尺度”の“1の段階”)か…

“カルダシェフの尺度”に“汎症根治”ないし“不老不死”や“汎憂根絶”ないし“不衰不滅”を当てはめる

――カルダシェフの尺度(Kardashev scale) について、きのうの『道草日記』で述べました。 人の文明の進展の程度を―― 以下の3つの段階で見積もろうとする尺度です。 1.惑星の表面で得られるエネルギーの全てを用いうる段階 2.恒星が放射をしているエネ…

“汎憂根絶”ないし“不衰不滅”を成し遂げた社会

人は―― 個体の次元で、 ――汎症根治(はんしょうこんち) ないし、 ――不老不死 を成し遂げ―― 生態の次元で、 ――汎憂根絶(はんゆうこんぜつ) ないし、 ――不衰不滅(ふすいふめつ) を成し遂げる―― ということを、きのうまでの『道草日記』で述べてきました。…

“自我の統合”は可能か

社会という生態に、 ――汎憂根絶(はんゆうこんぜつ) ないし、 ――不衰不滅(ふすいふめつ) をもたらすには、 ――自我の統合 が不可欠である―― ということを、きのうの『道草日記』で述べました。 当然の質問として―― どうすれば、 ――自我の統合 などが可能に…

単数の自我からなる社会の作り上げ方

社会という生態にとっての、 ――汎憂根絶(はんゆうこんぜつ) や、 ――不衰不滅(ふすいふめつ) を成し遂げるには―― 複数の自我からなる社会を単数の自我からなる社会に作り換えればよい―― ということを、きのうの『道草日記』で述べました。 それには、 ――…

“汎憂根絶”や“不衰不滅”を成し遂げるには

社会という生態にとっての、 ――汎憂根絶(はんゆうこんぜつ) つまり、 ――不衰不滅(ふすいふめつ) は―― 患者という個体にとっての、 ――汎症根治(はんしょうこんち) つまり、 ――不老不死 と同じくらいに至難の業である―― ということを、きのうの『道草日…

“全憂”は“汎憂”なので――

社会という生態にとって、 ――全憂根絶(ぜんゆうこんぜつ) とは、 ――浮世の内憂を全て見つけ出し、根本から絶やすこと である―― ということを、きのうの『道草日記』で述べました。 ここでいう「内憂」とは―― 4月26日の『道草日記』で述べたように、 ――人の…

「不衰不滅」と「全憂根絶」とは同義ではない

2015年の国連総会で採択をされた、 ――持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals, SDGs) は、社会という生態における、 ――不衰不滅(ふすいふめつ) ないし、 ――汎憂根絶(はんゆうこんぜつ) の発想に依っている―― ということを、4月30日の『道草…

“汎症受忍”の発想に依る必要がある

――全症根治(ぜんしょうこんち) から、 ――汎症根治(はんしょうこんち) を経て、 ――汎症受忍(はんしょうじゅにん) へ至る流れについて―― おとといの『道草日記』で述べました。 この流れは―― 現代の医学・医療の主流かもしれないし、主流ではないかもし…

“汎症受忍”の発想

――汎症受忍(はんしょうじゅにん) の発想について―― きのうの『道草日記』で述べました。 ――あらゆる病気の症状の原因を受け入れ、それら症状を耐え忍んでいくこと です。 その「原因」というのは、要するに、 ――生老病死 の、 ――生 のことですから―― ――汎…

“全症根治”から“汎症根治”を経て“汎症受忍”へ

――自分たちの体を有機物から無機物に作り換える。 というのは―― 結局は、 ――不老不死 の発想であり―― それは―― 僕なりのいい方をすれば、 ――汎症根治(はんしょうこんち) の発想である―― ということを、5月8日の『道草日記』や5月9日の『道草日記』で述べま…

有機物最後の世代と無機物最初の世代との断絶

――自分たちの体を有機物から無機物に作り換える。 ということは、 ――自分たちの子孫の体を全て無機物に変えてしまう。 ということである―― ということを、おとといの『道草日記』で述べました。 この場合の「有機物」や「無機物」は―― 厳密な意味での「有機…

「有機物」と「無機物」と――

――自分たちの体を有機物から無機物に作り換えるには、あたかも“歳の離れた双子”を作り上げることである。 ということを、きのうの『道草日記』で述べました。 ここでいう「有機物」や「無機物」は、便宜上、用いた言葉です。 実は、 ――有機物 とは何かとか、…

自分たちの体を有機物から無機物に作り換えるには?

――自分たちの体を有機物から無機物に作り換える。 ということについて、考えています。 その際に―― きのうの『道草日記』では、 ――自己は作り換えられても、自我は作り換えられないのではないか。 ということを述べました。 もし、 ――自我は作り換えられない…

自己だけでなく、自我も作り換えられるか

――病気の症状を片っ端から見つけ出して、それら症状を根本から治していこう。 という「全症根治(ぜんしょうこんち)」の考え方から、 ――病気の症状は、この世界に誕生をしたときから既に始まっているのだから、これら症状を根本から治していくには、生体の…

「全症」から「汎症」へ

――汎症根治(はんしょうこんち) は、 ――不老不死 と、ほぼ同義である―― ということを、きのうの『道草日記』で述べました。 つまり―― おとといの『道草日記』で述べた、 ――“全症根治(ぜんしょうこんち)”から“不老不死”への流れ は、 ――“全症根治”から“汎…

「汎症根治」は「不老不死」と、ほぼ同義

現代の医学・医療が遠い将来に見込んでいると思われる、 ――“全症根治(ぜんしょうこんち)”から“不老不死”への流れ について―― きのうの『道草日記』で述べました。 ここでいう、 ――全症根治 は―― 僕が5月6日よりも前の『道草日記』で、 ――汎症根治(はんし…

“全症根治”から“不老不死”への流れ

――汎症根治(はんしょうこんち) は、 ――全症根治(ぜんしょうこんち) と記すのがよかった―― ということを、きのうの『道草日記』で述べました。 この、 ――汎症根治 改め、 ――全症根治 の概念は―― 医学・医療が目指している究極の目標の1つとして―― 僕が4…

訂正:「汎症根治」→「全症根治」、「汎憂根絶」→「全憂根絶」

――Sustainable Development Goals, SDGs つまり、 ――持続可能な開発目標 は、浮世の内憂を片っ端から挙げていく発想に基づいていて―― まさに、 ――汎憂根絶(はんゆうこんぜつ) の発想である―― ということを、4月30日の『道草日記』で述べました。 この「汎…

「SDGs」は使わないように心がけよう

――Sustainable Development Goals という英語に、 ――持続可能な開発目標 という日本語が当てられたのは失敗ではなかったか―― ということを、きのうの『道草日記』で述べました。 ――耐久開発目標 あるいは、 ――持久開発目標 あるいは、 ――恒久開発目標 がよか…

「Sustainable Development Goals」は「持続可能な開発目標」で良いか

――持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals, SDGs) について―― ここ数日の『道草日記』で述べています。 …… …… おとといの『道草日記』で述べたように―― この目標の意義に、僕は懐疑的です。 ――好きか、嫌いか。 と訊かれれば、 「嫌い」 と答え…

“持続可能な開発目標”の決定的な副次効果

いわゆる、 ――持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals, SDGs) という目標は―― 先進国も発展途上国も一応は同意をしうる――あるいは、民主主義国家も権威主義国家も一応は同意をしうる―― という意味で、 ――地球に暮らす全ての人たちの総意 とみな…

持続可能な開発目標――その優れたところ

いわゆる、 ――持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals, SDGs) については―― あえてハッキリといえば―― 僕は懐疑的です。 少なくとも、 (その方向性は間違っている可能性が無視できない) と考えています。 きのうまでの『道草日記』で述べてき…