マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ニュースの大半は「イヤなニュース」だということを

きのうの『道草日記』で、 ――ニュースの大半は「イヤなニュース」だ。 と述べましたが―― このことを向学の念の強い小・中学生たちに教えることは―― とても大切だと思います。 世の中のことを広く深く学ぼうと思ったら、学校の教科書だけでは不十分で―― テレ…

地味に忘れられない年になりそう

今年に入って―― イヤなニュースばかりが記憶に残っています。 どれが「イヤなニュース」であったかは、あえて指摘をしませんけれども―― 指摘をすると、どんどんイヤな気分になってしまいそうなので―― …… …… ニュースというものは―― 大半は「イヤなニュース」…

ためにはなるけど、面白くはない?

あるコンテンツについて、 ――ためにはなるけど、面白くはない。 というのがあったとしたら―― それは、(ウソだ) と思っています。 何かのためになるのであれば―― それは必ず面白いはずです。 逆に―― 面白ければ、それは何かのためになっている――もしかした…

どっちかにしてほしい

買い物の会計に並でいて―― レジが2台以上あるときに、 ――1列に並んで下さい。 といわれるときと、 ――レジごとに並んで下さい。 といわれるときとがあります。(どっちかにしてほしいな) と思います。 一頃は「1列に並んで」派が圧倒的主流になっていたよ…

いつでも相対化させていたら

日本人の感覚で欧米の風習を揶揄してみたり―― 欧米人の感覚で日本の風習を卑下してみたり―― ということを―― どうしても―― つい、やってしまうことがあります。 どんなに国際経験が豊かな人でも―― つい、やってしまう―― きょうも―― それをおやりになってしま…

明確に中立的に

物事には―― 良い面と悪い面とが必ずあるものですが―― もう1つ、「良い」とも「悪い」ともいえない――どちらともとれない面というのもありまして―― 物事のそうした面を伝えたいときには―― 伝え方に工夫が必要なのですね。 中立的な伝え方に徹するということで…

「いいたいことは何もない」が一番

いいたいことをいったあとというのは―― どうも気分がよろしくないものですが―― いいたいことをいわなかった場合というのは―― もっと気分が悪くなるものです。 だから―― 何か「いいたいこと」が出てくるということそれ自体が、あまり好ましいことではないので…

「両刃の剣」というものは

使えば効果があるとわかっている道具でも―― それを使うことで一定の害悪が生じることもわかっているような道具―― そういう「両刃の剣」のような道具を使うのは―― なかなかに勇気のいることです。 勇気がいるだけでなく―― 集中力もいる―― 害悪を抑えながら、…

桜を三十路で仰ぎみるのと四十路で仰ぎみるのとでは

桜には色々ありますが―― よく目にするのはソメイヨシノですよね、やはり―― ところが―― 最近、ソメイヨシノがつまらなく感じるのです。 シダレザクラとかヤマザクラとかが「いい……」と感じ始めている―― 5年くらい前までは―― たしかに、ソメイヨシノを仰ぎみ…

どうせ口走るなら

世間で流行(はや)っていることというのは―― どうも無下にはできませんね。 内心では、(そんなにいいもんだとは思えないんだけど……) と思っていても―― それが世間で流行っているとなれば、「たしかに、いいよね~」 などと口にしてしまったり―― おそらく…

ずっと自宅のネット環境が悪く

ここ何年か、ずっと自宅のネット環境が悪く―― なかなか思うように調べものやメールのやりとりができなくなっていたのですが―― 最近、ネットへの接続が完全に切れてしまいまして―― 少なくとも自宅のノートPCからは、まったくネットをみれなくなりました。 …… …

とくに歴史上の人物と会いたいとは思っていない

言葉のお遊びとして、 ――歴史上の人物に何でもいいから質問できるよ。何を質問する? といわれたときに――(はて、なんと質問しよう) と思いましてね。(そもそも、なんのために質問するんだ?) と―― 僕は歴史が好きで、いわゆる歴史ファンの一人を自認して…

誰だって生き続けたい

――自分さえよければ、それでいい……。 とか、 ――少しでも多くの利益を自分に……、損害は少しでも少なく……。 とか―― そういう我欲をとっさに自制するのは―― かなり難しいことだと感じます。 人には、我欲があります。 そして―― 人は、いざというときは、どうし…

繋げていく仕事も大事

仕事には―― 一から何かを作り上げていく仕事と―― すでにある何かを繋げていく仕事とがあって―― 一般には、何かを作り上げていく仕事のほうが何かを繋げていく仕事よりも価値があると考えられていますが――(繋げていく仕事も、けっこう大事だろう) と思った…

ただの思いつき

ひと息入れたいときに限って―― 休めないのですよね。 そんなに休まなくてもいいときには―― めいっぱい休めるのに―― 自分が忙しくしているときは―― 自分以外の人たちも忙しくしているから―― 自分にも仕事が回ってきて―― 自分が暇をしているときは―― 自分以外…

母国語に思い入れが強い人は

外国の本を翻訳する場合は―― その本に心の底から惚れ込んでいないと―― なかなか意欲がもたないだろうと思うのですね。 自分が日本語に翻訳して作り上げる本よりも―― 翻訳される前の原著の本のほうに、より強い思い入れがないと―― なかなか翻訳しようという気…

ある意味、フェア

自分が怒っているときに―― 目の前の相手も自分と同じように怒らせたくなる人と―― 目の前の相手は怒らせたくない人とがいるようで―― どっちかというと―― 後者のほうが普通のように思うのですが―― …… …… どうなのでしょうかね。 …… …… 前者は、かなり気難しい…

ある親子が、面識のない親子と公園などで出会って

ある親子が、面識のない親子と公園などで出会って―― 子供同士が、すぐに打ち解けて話し始めたために―― 親同士も打ち解けて話し始めるということは―― たぶん―― そんなに珍しくはないと思うのですが―― …… …… なんだか、不思議です。 …… …… きっと―― 子供同士が…

「文章の流れ」に巧く乗れれば

文章には流れがあって―― その流れを堰き止めていない文章――あるいは、枝分かれさせていない文章―― そういう文章が―― 読みやすい文章だと思います。 この「文章の流れ」は―― 文章を書くときには、当然のことながら、強く意識をしますが―― 文章を読むときにも…

“もどかしさ”を抱えて

人の心は―― 目にみえません。 ですから―― もし、人の心のありさまを知ろうと思ったら―― その人の発言や行動から推し量るしかないのですね。 が―― 発言や行動は、当然ながら、心それ自体ではありませんから―― どうしても、もどかしく感じることになります。 …

ほとんど同世代みたい

出会った時が25歳と15歳とで―― お互い、それなりの年齢差を感じていたとしても―― その後、25年が経ち―― 50歳と40歳とになってみれば―― お互い、ほとんど年齢差は感じない―― そういう話を―― 僕は20代のときに聞いていて――(うん、たしかに、そんなもんだろう…

物の値段が一斉に上がるというのは

物の値段が一斉に上がるというのは―― やはり生易しいことではありませんね~。 消費税のことです。 4月1日から、税率が5%から8%に引き上げられました。 きょうも手紙を出しに郵便局までいってきたのですが―― 先月までなら80円ですむところが82円です。…

人々に広く喜ばれる冗談は

冗談には―― 品の良い冗談と品の良くない冗談とがありまして―― 冗談が下手な人というのは―― 品の良くない冗談をいってしまって周囲の人たちを不快にさせることが多いのですが―― 当人は、その実態がわからずに―― そんな周囲の人たちを、 ――冗談のわからぬ無粋…

空腹を感じることが

空腹を感じることが体調を維持する上では欠かせない―― という考え方があります。 いつもお腹いっぱいを感じていたのでは体調を崩してしまう―― ということです。 ヒトの体は、長い進化の過程で形作られてきたと考えられます。 その長い過程で、ヒトは、 ――空…

いつまでも頭の中で堂々めぐりに

一見、解決が難しい問題でも―― その問題に関わる情報を一つひとつ丹念に書き出していけば―― 意外にあっさりと解決策を思いつくものなのですが―― つい面倒くさがってしまうのですよね。 一つひとつ丹念に書き出すということをやろうとしない―― ああでもない、…

思考力の限界と感受性の限界と

結論がでない議論というのが―― 人の思考力を鍛え、感受性を磨くといえましょう。 結論が出ない議論とは―― 古くて新しい議論です。 例えば―― 国家は個人をどこまで束縛すべきか、あるいは、どこから自由にすべきか―― 科学者は自身の研究を進める上で、どこま…

創造的な思考力や普遍的な感受性を培うには

まとまりのある話ばかりに触れていると―― 何も考えなくなって、ただ話を消費するだけになってしまうから―― 注意が必要です。 まとまりのある話というのは、 ――起承転結 あるいは、 ――序破急 などの構成がしっかりしている話―― あるいは、いわゆる、 ――オチ …

絶妙な比率で混じり合っていた

きのうの『道草日記』で―― 3月31日放送のフジテレビ系『笑っていいとも! グランドフィナーレ』に触れましたが―― 賛否両論のある特別番組だったようですね。 おおむね好意的な評価なのですが―― 中には、 ――壮大な内輪ウケにすぎない。 という手厳しい評価も…

やっぱり時間なのか

人が人を知るのは―― その人の言葉によってではなく、表情とか仕草とか姿勢とか口調・声色によってだといわれます。 たしかに、その通りで―― 例えば、長年にわたって同じテレビ番組で、同じ時間帯に出演し続けてきた人は―― その番組をつぶさに見てきた人はも…

もっと早く話しかけてればよかった

きのうの夜―― 自宅近くのコンビニエンスストアが閉店しました。 開店して20年―― ちょうど僕が仙台へ引っ越してきて間もなくに開店したお店でした。 以来、なんだかんだで通い続けました。 仙台に引っ越してきてから―― 僕は、ただの一度も引っ越しをしていな…