マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「nude」は良いけど「ヌード」はダメ

アメリカの男性誌『プレイボーイ』が―― 来年からヌード写真の掲載をやめるそうですね。 『プレイボーイ』は、1953年の創刊―― 創刊号の目玉企画は、女優マリリン・モンローのヌード写真でした。 時の要人たちへのロング・インタビューを掲載するなど、硬派な…

性欲の“グルメ”

精神的に疲れてくると―― 僕の場合―― ちょっと変なことを考えるようになります。 「ちょっと変なこと」というのは―― 例えば、 ――“わいせつ”とは何か。 とか、 ――“エロチシズム”の実態は? とか―― …… …… 変なのは「ちょっと」じゃないかもしれませんね(笑 …… …

パッとしない女の子が眼鏡をとったらスゴい美人

パッとしない女の子が眼鏡をとったらスゴい美人、というのは―― マンガの中だけの話と思っておりましたが―― きょう―― 通勤電車の向かいの座席の女性が、そんな感じでした。 たぶん20代のOLさんです。 よれた灰色のビジネス・スーツを着―― 黒縁の眼鏡をかけ…

10年の軽み

歴史や伝統が実際にはないのに―― さも、あるかのように見せかけたり、うそぶいたりするのは、 (カッコ悪いことだ) と思っています。 少なくとも年配の人たちにとっては―― 見苦しく、聞き苦しいことでしょう。 とはいえ―― 10代や20代の頃は―― そういうこと…

洗練が色気の邪魔をしたりする

美女や美少女に色気があるとは限らないのですよね。 同じように―― 美女や美少女でないからといって色気がないとは限らない―― 色気とは―― まことに不思議な性質です。 もちろん―― 以上は、男としての僕の主観に基づく話なのですが―― たぶん―― 女性の主観に基…

「女子大生」に“大人の香り”

――女子大生 というと―― なんだか、かなり“大人の女性”という印象が―― 僕にはあります。 ――女子高生 は、そうでもないのですよね。 ――そんなの、当たり前だろ! 女子高生より女子大生のほうが年上なんだから! と、お叱りを受けそうですが―― たしかに年上です…

創業339年の下着屋さんが

創業339年の下着屋さんが店じまいをするそうです。 きのうのニュースで知りました、 店じまいをするのは、大内屋さんといって―― 若い女性の下着を専門に扱っていたお店です。 仙台の中心街に2階建ての店舗を構え―― 週末には多くの女性客で賑わっていました…

「役得」ならぬ「役損」という言葉が存在しない理由

「役得」ならぬ「役損」という言葉は―― いわゆる「noblesse oblige(高貴な者に伴う義務)」の思想を、日本語で卑近に示しうる言葉として、けっこう有用ではないか、と―― 僕は思っているのですが―― この「役損」という言葉―― 辞書の上では、存在しないことに…

何ごとも棲み分けが大切

駅の近くに停まっていたタクシーに乗り込んで―― ワンメーターの距離の行き先を告げたところ―― 運転手さんが溜め息をつきました。 乗客の身としては、決して気分の良いものではありませんでしたが―― 気持ちは、よくわかりました。 近年、タクシーの台数は飽和…

「失敗」を扱った書籍は数多くあるけれど

仕事で失敗をして上司に説教をされて、 ――なんだよ! 自分は部下として1回も失敗したことがないとでもいうのかよ! と心の中で毒づいたり―― 仕事で失敗をした部下に説教をして、 ――う~む。ホントは、オレも、むかし同じような失敗をやってるんだよな~。 …

原さんが巨人の監督を

原さんが巨人の監督をお辞めになりましたね。 「原さん」というのは、原辰徳さん―― 「巨人」というのは、プロ野球のセントラル・リーグの球団・読売ジャイアンツのことです。 原さんは1958年のお生まれで―― 読売ジャイアンツの若き4番バッターとして球界を席…

愚問への答え方

一見、簡単なようで、意外に難しいのが―― 愚問への答え方です。 例えば、 ――犯罪は悪いことだと思いますか。 と訊かれれば―― 答えは――よほど特異的な文脈でもない限り、 ――そう思う。 に決まっているわけですよね。 このように―― 誰に訊いても答えが同じにな…

“いくらのタレの塩分”を“いくら”と誤解する

いくらが、僕は大好きでして―― 例えば―― 回転寿司を食べるときには、いくらの軍艦巻きをたらふく食べようとしてしまうのですが―― そうやって、いくらばかりを食べているうちに、 (待てよ……) と自問するようになりまして―― (オレは、いくらが本当に好きな…

あいあいがさ

一本の傘に男女2人が一緒に入ることを、 ――あいあいがさ といいますね。 ときに、落書きとして傘の絵の下に男女の名前を書くことも、「あいあいがさ」といいます。 きょう―― 昭和前期の小説を読んでいて、「相合傘」という言葉を目にし―― 僕は、初めて、 ――…

子どもは残酷なことを平気でするけれど

子どもは残酷なことを平気でするものですよね。 例えば―― 草むらで虫を捕まえては羽をちぎってみたり―― そうすることで―― 子どもは、 ――残酷とは何か を学び、 ――命とは何か を弁えるようになると考えられます。 ですから―― 子どもの心の健全な発育には“残酷…

その「がんばっている」は不遜でないか

それをやめたら死ぬしかない―― あるいは―― 生きているのをやめるしかない―― そういうことが―― 人には、あります。 自分自身の病気や怪我と向き合うこと―― あるいは―― 迫り来る災害や戦禍から逃れること―― などが典型です。 そういうことをやめないで懸命に続…

強欲で下劣そうな人のほうが得をする

清廉で高潔そうな人よりも強欲で下劣そうな人のほうが得をする―― ということがあるように思います。 ――この人、いかにも周りに恩恵を振りまいていそうだな。 と思わせる人よりも、 ――この人、いかにも周りに毒を撒き散らしていそうだな。 と思わせる人のほう…

拒む技術

頼られ、求められ、甘えられる喜び―― というものがあります。 この喜びには依存性があって―― 他者から頼られ、求められ、甘えられれば甘えられるほどに―― 人は、その喜びに、いつまでも浸っていようとする傾向があります。 それは、ほとんど、 ――耽溺 といっ…

集中力や注意力が散漫のほうが合理的に

少し疲れていて、集中力や注意力が散漫になっているくらいのほうが―― 人は、合理的な判断を下しやすくなる―― という考え方があります。 裏を返すと―― まったく疲れていなくて、集中力や注意力が万全であるほうが―― かえって合理的な判断が難しくなる―― とい…

政府がアニメ産業を保護し始めても

日本のアニメが一級品のコンテンツとして世界中で認められていることは―― 宮崎駿さんの一連の作品群や、きのうの『道草日記』で触れた『ドラえもん』の例を出すまでもありません。 が―― 日本のアニメの制作に関わっている人たちが―― それに見合った待遇を受…

TVアニメ『ドラえもん』の主題歌が変わっていたことを

TVアニメ『ドラえもん』の主題歌が変わっていたことを―― きょう知りました。 聴きなれない歌の詞に「ドラえもん」の言葉が入っていたので、 (何だ、この歌は?) と思って聴いていたのですが―― その歌が『夢をかなえてドラえもん』という題名であり―― 200…

なぜ「平成8011年」?

某自治体が―― 給付金の振込日を通知書に誤って、 ――平成8011年12月31日 と印字して送付したと聞き―― 思わず笑ってしまいました。 だって―― あまりにも想像を越えた日付だったものですから――(笑 もちろん―― 自治体の担当職員の人たちにしてみたら、さぞかし…

小説を読まない人は仕事ができない

高校生の頃に、 ――小説を読まない奴は勉強ができない。 ということを―― 何度かいわれました。 高校生だから「勉強」であったのであり―― 社会人であれば、「仕事」ということになるでしょう。 つまり、 ――小説を読まない人は仕事ができない。 ということです…

もしも結婚が人生の墓場なら

――結婚は人生の墓場 などといいますが―― この句―― どういう意味なのでしょうね。 多くの人が、 ――結婚すると様々なことに束縛され、自由がきかなくなって、あたかも墓場に入ったかのようになる。 という意味で理解していると思います。 僕も、きのうまでは、…

争いごとが好きか嫌いか

身近なところで何か争いごとが起こると―― その争いごとに積極的に関わろうとする人たちと、できるだけ関わらないようにしようとする人たちとが―― いるように思います。 この人たちの違いは―― おそらくは、 ――争いごとが好きか嫌いか。 の違いでしょう。 いま…

「金運」を誤解していた

――金運 という言葉を―― 僕は理解していませんでした。 誤解していた――と、いってもよいでしょう。 皆さんは―― 例えば、占い師さんから、 ――きょうのあなたには金運がある。 といわれたら―― どんなことを期待しますか。 僕は、 ――きょうは思いがけない臨時収…

モテない男の子のほうが幸せかも

女の子が―― モテる男の子に見せる笑顔と―― モテない男の子に見せる笑顔との間には―― 決定的な違いがあるはずです。 モテる男の子は、モテるがゆえに、女の子の素敵な笑顔にも慣れていて―― それゆえに、 ――あんな素敵な笑顔の内側にも、何か下心を隠している…

愛されなかったら、次の段階には進めない

どんな仕事でも―― まわりの人たちに愛されなかったら、次の段階には進めない―― という話を耳にしました。 ――次の段階に進む。 とは―― 例えば―― 会社内で、より多くの裁量を任されるようになる、とか―― 自営業で、より多くの収益を見込めるようになる、とか――…

知能が高い人ほど生きる能力は低い

知能が高い人ほど生きる能力は低い―― という考え方があります。 例えば―― 知能指数が平均を大きく上回れば上回るほどに―― 健康に生き、病を防ぎ、怪我を負わないで暮らすセンスが、平均を下回る―― あるいは―― 恋愛をし、結婚をし、子を授かり、子育てを進め…

「“黒”と決めつけるな!」といいながら、なぜか“白”と決めつける

一般に―― 物事の白黒をすべからくつけていくのは―― よくないこととされていますね。 僕も、そう思っています。 ところが、 ――そうやって、すぐに“黒”と決めつけるな! といいながら、なぜか“白”と決めつけたがる人たちがいて―― 正直、閉口させられることが、…