マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

10 才のころのぼくへ、今のぼくが――

10 才のころ―― ぼくは、算数・数学も体育も苦手でした。 正しくは、10 才になる少し前―― 7 ~ 8 才のころ――です。 10 才をすぎて―― ありがたいことに、算数・数学のほうは、それほど苦手ではなくなりましたが―― 体育のほうは、そのころから今にいたるまで、…

問題の解き方をいくつかに分け、それぞれの部分を“ふくらませる”

解(と)き方が、だいたい決まっているタイプの問題では―― 例えば、問題の解き方が前半と後半とに分けられることを手がかりに、新たな問題を作りだすことができる―― と、1月26日に、のべました。 実際(じっさい)の例として示(しめ)したのは問題5でした…

問題6、問題7、問題8の解き方

きょうは―― 問題6、問題7、問題8の解(と)き方をのべます。 これら3つの問題は―― いずれも問題5から作りだされたものでした。 問題5は―― 以下の通りです。 * 問題5 1 以上の整数が次のように順に並(なら)んでいる。 1、2、3、4、5、……、? これら…

問題5から、たくさんの問題が作りだせる

問題5の、 ――解(と)き方の前半 を手がかりにすれば、問題6以外にも、たくさんの問題が作りだせる―― と、きのう、のべました。 みなさん、作ってみましたか。 ちなみに―― 問題5や問題6は、次の通りです。 * 問題5 1 以上の整数が次のように順に並(な…

問題5の“解き方の前半”が解き方の中心となるような問題を作りだす

解(と)き方が、だいたい決まっているタイプの問題5では―― 問題の解き方が前半と後半とに分けられることを手がかりに、新たな問題を作りだす―― と、きのう、のべました。 問題5というのは―― 次の通りです。 * 問題5 1 以上の整数が次のように順に並(な…

解き方が前半と後半とに分けられることが手がかりとなる

いろいろな解(と)き方が思いうかべやすいタイプの問題1では―― 問題の解き方の違(ちが)いを手がかりに、新たな問題を作りだすことができるのに対して―― 解き方が、だいたい決まっているタイプの問題5では―― 問題の解き方の違いを手がかりにすることなく…

解き方が決まっているタイプの問題

問題1の3つの解(と)き方、 「90 ° 回転」型(がた) 「〇 + ✕ = 90 °」型 「砂時計(すなどけい)」型 に注目をすることで―― 問題2や問題3、問題4などの算数・数学の問題を自分なりに作りだすことができる―― ということを、1月21日に、のべました。 …

問題4の解き方

きのうは問題3の解(と)き方について、のべました。 きょうは問題4の解き方について―― 問題4は、次の通りでした。 * 問題4 辺ABの長さが 10 cm で辺BCの長さが 20 cm である長方形ABCDがある。ただし、点A、B、C、Dは反時計回りに並(なら…

問題3の解き方

きのうは問題2の解(と)き方について、のべました。 きょうは問題3の解き方について―― 問題3は、次の通りでした。 * 問題3 一辺の長さが 10 cm の正方形ABCDがある。ただし、点A、B、C、Dは反時計回りに並(なら)んでいる。いま、辺ABの上…

問題2の解き方

きょうは、問題2、問題3、問題4の解(と)き方について―― まずは、問題2の解(と)き方について、のべましょう。 問題2は、次の通りでした。 * 問題2 一辺の長さが 10 cm の正方形ABCDがある。ただし、点A、B、C、Dは反時計回りに並(なら)…

数や形に関わる情報を扱うということ

算数・数学の問題について、 ――問題をたくさん解(と)く。 ということに集中をしている人にとっては―― 例えば―― 問題1は、問題文を読んだだけで、 「90 ° 回転」型(がた) 「〇 + ✕ = 90 °」型 「砂時計(すなどけい)」型 などの解き方が3つくらい、す…

問題を自分で作れるかどうか(3)

算数・数学の問題について―― 例えば、問題1を「90 ° 回転」型(がた)の解き方で解こうとする発想に基(もと)づけば―― 問題2は、問題1から自然に作りだせる―― と、きのう、のべました。 問題1と問題2とは、次の通りです。 * 問題1 一辺の長さが 10 c…

問題を自分で作れるかどうか(2)

算数・数学の勉強で、 ――問題をたくさん解(と)く。 ということに集中をしている人は―― 次のような問題――問題1――をみたら、すぐに解き方が3つくらい思いうかぶ―― と、きのう、のべました。 * 問題1 一辺の長さが 10 cm の正方形ABCDがある。ただし…

問題を自分で作れるかどうか(1)

問題1 一辺の長さが 10 cm の正方形ABCDがある。ただし、点A、B、C、Dは反時計回りに並(なら)んでいる。いま、辺ABの中点をE、辺DAの中点をFとし、点Dと点Eとを結ぶ線と点Cと点Fとを結ぶ線との交点をGとする。このとき、三角形BCG…

短い時間で正しく解けるかどうか(3)

次に示(しめ)す算数・数学の問題について―― * 問題1 一辺の長さが 10 cm の正方形ABCDがある。ただし、点A、B、C、Dは反時計回りに並(なら)んでいる。いま、辺ABの中点をE、辺DAの中点をFとし、点Dと点Eとを結ぶ線と点Cと点Fとを結…

短い時間で正しく解けるかどうか(2)

――算数・数学の問題を短い時間で正しく解(と)けるようになっているかどうか。 をみるには―― 次のような問題について、“短い時間で正しく解けるかどうか”をみればよいと考えられる―― と、きのう、のべました。 * 問題1 一辺の長さが 10 cm の正方形ABC…

短い時間で正しく解けるかどうか(1)

――数や形に関わる情報(じょうほう) を上手に扱(あつか)えるようになっているかどうかをみるには、 ――算数・数学の問題を短い時間で正しく解(と)けるようになっているかどうか。 ではなくて、 ――算数・数学の問題を自分で作れるようになっているかどう…

“問題をたくさん解く”ではなく、“問題を自分で作る”が目的になれば――

少なくとも今の日本では―― 算数・数学の勉強をするときに―― 多くの人たちが、 ――問題をたくさん解(と)く。 ということに集中をしている―― と、きのう、のべました。 ――問題を自分で作る。 ということをやっている人は、ほとんどいないであろう―― と―― …… ……

問題を自分で作る?

――風――数や形に関わる情報(じょうほう) を上手に扱(あつか)えるようになろうと思ったら―― 例えば―― 算数・数学の問題を自分で作らないといけないし―― 体育の競技(きょうぎ)や演技(えんぎ)の試合に出ないといけない―― と、きのう、のべました。 この…

風――数や形に関わる情報:学校の外で頑張らないと上手に扱えようにならない

――風――数や形に関わる情報(じょうほう) を上手に扱(あつか)えるようになろうと思ったら―― 学校の外で頑張(がんば)る必要がある―― と、1月9日に、のべました。 それでは―― 具体的に、どんなふうに頑張れば、よいのでしょうか。 …… …… ――音――人の気持ち …

“体の動き”を扱うときと“数や形”を扱うときとで脳の働いている部分は少し重なっている

この先―― あなたが算数・数学の勉強を一生けん命にやっていけば―― いつか、 ――鉛筆(えんぴつ)をもっている手が勝手に動いて、なぜか答えを出せてしまった。 という体験をするでしょう―― と、きのう、のべました。 なぜ―― そんなことが起こりうるのか―― ふ…

“算数・数学”と“体育”とで何が違うのか

――風――数や形に関わる情報(じょうほう) を上手に扱(あつか)えるようになろうと思ったら―― 学校の外で頑張(がんば)る必要がある―― と、きのう、のべました。 そして―― その点は、 ――算数・数学 と、 ――体育 とで、まったく同じである、と―― …… …… では…

風――数や形に関わる情報:その扱い方を学ぼうと思ったら――

ただ学校に真面目(まじめ)に通っているだけでは、 ――音――人の気持ち や、 ――風――数や形に関わる情報(じょうほう) の扱(あつか)い方は学べない―― と、1月7日に、のべました。 そして、 ――音――人の気持ち の扱い方を手っとり早く学ぼうと思ったら―― 人の…

人の気持ちをテーマに自分の物語が作れるようになっても――

人の気持ちをテーマに自分の物語が作れるようになれば―― あなたは、人の気持ちの扱(あつか)い方を、もう、かなりの部分、学び終えている―― と、きのう、のべました。 ――かなり部分―― と、のべました。 つまり、 ――全部ではない。 ということです。 人の気…

音――人の気持ち:その扱い方を手っとり早く学ぼうと思ったら――

――音――人の気持ち や、 ――風――数や形に関わる情報(じょうほう) をちゃんと学ぼうと思ったら―― どうしても学校の外で教わることを考えないわけにはいかない―― と、きのう、のべました。 つまり―― ただ学校に真面目(まじめ)に通っているだけでは、 ――音――…

音・風:学校の外で教わるように――

いわゆる学校というところは、 ――光――言葉の意味 を教えることに、ものすごく力を入れているために―― そういうところに、なじめそうな人なら、 ――光――言葉の意味 の扱(あつか)い方がわからなくなる―― ということは、まず起こりそうにはないけれど―― ――音――…

光・音・風:一番おろそかにされやすいのは?

バランスのとれたコミュニケーションができるようになるには―― ひたすらコミュニケーションを重ね、とにかく経験(けいけん)を積むことが必要である―― と、きのう、のべました。 そうしないと―― なかなか、 ――光――言葉の意味 ――音――人の気持ち ――風――数や形…

バランスのとれたコミュニケーションができるようになるには――

――コミュニケーションは窓(まど)でする。 と、おとといから、くりかえし、のべています。 コミュニケーションは、 ――光――言葉の意味 と、 ――音――人の気持ち と、 ――風――数や形に関わる情報(じょうほう) との3つを上手に組み合わせて行うもの―― というこ…

コミュニケーションで大切な“風”

――コミュニケーションは“窓(まど)”でするもの―― と、きのう、のべました。 人は、 ――光――言葉の意味 ――音――人の気持ち ――風――数や形に関わる情報(じょうほう) の3つをすべて使ってしなければ―― 本当の意味で、 ――わかりあう。 ということは、できない、…

コミュニケーションは“窓”でする

コミュニケーションの経験(けいけん)をいっぱい積んで―― ときに大きな失敗をして痛(いた)い目にあえば―― 算数・数学では学べないことを大いに学ぶことができる―― と、きのう、のべました。 ――コミュニケーション というのは、英語の、 ――Communication …