ただ学校に真面目（まじめ）に通っているだけでは、
――音――人の気持ち
や、
――風――数や形に関わる情報（じょうほう）
の扱（あつか）い方は学べない――
と、1月7日に、のべました。
そして、
――音――人の気持ち
の扱い方を手っとり早く学ぼうと思ったら――
人の気持ちをテーマにしている物語に、たくさん触れて――
そのような物語を自分でも作ってみるとことである――
とも、のべています。
が――
――風――数や形に関わる情報
の扱い方については――
まだ、のべていませんでしたね。
今度は――
こちらの扱い方について、のべましょう。
――風――数や形に関わる情報
を学ぼうと思ったら――
いったい、どうしたらよいでしょうか。
……
……
――風――数や形に関わる情報
の扱い方を――
学校で学ぶとしたら――
主に、
――算数・数学
と、
――体育
との２つです。
――図画工作（図工）
や、
――理科
――社会
――家庭
でも少しは学べるのですが――
メインで学ぶのは、
――算数・数学
と、
――体育
との２つの教科です。
とはいえ――
これら２つの教科を――
いくら学校の授業で頑張（がんば）ったところで――
それだけでは、
――風――数や形に関わる情報
を上手に扱えるようにはなりません。
――風――数や形に関わる情報
を上手に扱えるようになろうと思ったら――
学校の外での頑張りが必要なのです。
例えば――
自分の家などで――あるいは、習いごとの教室や体育館・グラウンドなどで――頑張る必要があります。
いちばん大切なポイントは、
――実際に数や形に関わる情報を扱う。
ということです。
その扱い方の説明をただ聞いているだけでは――
絶対に扱えるようにはなりません。
自分で実際に扱ってみる――それも、くりかえし、くりかえし、扱ってみる――
そうすることによって初めて――
自分で上手に扱えるようになるのです。
その点で、
――算数・数学
と、
――体育
とは、実は、まったく同じなのですね。
『10 歳の頃の貴方へ――』
