マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

算数・数学にも無意識の部分はある

 脳(のう)にとって――

 算数・数学が、

 ――窓(まど)

 であるならば――

 体育は、

 ――通風装置(つうふうそうち)

 であり――

 この“装置”は、ほとんど、

 ――無意識(むいしき)

 である――

 と、きのう、のべました。

 

 ――窓

 と違って、

 ――通風装置

 は、

 ――光

 を通さないから、

 ――無意識

 である――

 ということは、おととい、のべた通りです。

 

 ここでいう、

 ――光

 とは――

 12月23日に、のべたように――

 ――言葉の意味

 です。

 

 うらを返すと、

 ――窓

 は、

 ――光

 を通すので、

 ――無意識

 ではない――

 ということになります。

 

 つまり、

 ――算数・数学

 は、

 ――無意識

 ではありません。

 

 かなり意識(いしき)をして、

 ――言葉の意味

 を――

 より正しくは、

 ――文字や数字や記号の意味

 を――

 気にかけていかないと――

 

 ――算数・数学

 の計算や思考を進めていくことはできません。

 

 が――

 ここで一つ、わすれてはいけないことがあります。

 

 それは、

 ――窓

 は、あえて、

 ――光

 を通さないようにし、かつ、

 ――風

 を通すようにすることもできる――

 ということです。

 

 窓を開け、うすいカーテンやレースを閉めれば――

 風は通ります。

 

 が、向こう側は、よくみえない――

 

 そういう開け方が――

 窓には、できるのです。

 

 つまり、

 ――窓

 は、あえて、

 ――通風装置

 のようにもできる――

 ということです。

 

 ここでいう、

 ――風

 とは――

 12月8日に、のべたように――

 ――数や形に関わる情報(じょうほう)

 のことです。

 

 何がいいたいかというと――

 

 ――算数・数学

 にも、

 ――体育

 と同じような無意識の部分がある――

 ということです。

 

 『10 歳の頃の貴方へ――』