マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

きょうは時間刻みのスケジュール

きょうは朝から時間刻みのスケジュールでした。 ――分刻み というと、かなり忙しそうですが、 ――時間刻み というと、大したことはなさそうですよね。 それでも、けっこう大変なのですよ、時間刻みでも―― 例えば、午前11時頃に何をして、正午頃に何をして、午…

世界の秘密が気になっている

――世界の秘密 という言葉が好きなのですよ。 何となく気になっている――「世界の秘密」というと、その「秘密」は、世界に一つしかないように感じますが―― そうではありません。 世界の秘密は、いくらでもあるのです。 人の数だけある―― いいえ―― 人が世界の秘…

日本の国内にいながら日本を感じられない

僕が岡山で高校生活を送っていた1990年前後は―― 地方都市の街中で外国人とスレ違ったりすると、(へ~。こんなところで何してるんだろ?) などと思ったものです。 当時、外国人といえば、ほとんどは白人でした。 その多くは西欧人だったでしょう。 日本の地…

生物の多様性を知ること

生物学の目的の一つに、 ――生物の多様性を知る。 というものがあります。 ここでいう「生物」とは、種としての生物だけではなく、個体としての生物や集団としての生物、あるいは、生物と環境との相互作用なども含みます。 要は、生物が絡む自然現象の全てで…

完成度への感受性

若いうちに体得しておくべきセンスに、 ――完成度への感受性 があると思っています。「完成度への感受性」とは―― 例えば、勉強でも仕事でも、その成果の完成度が少しでも高くなるようにするには、どうしたらよいかを感じとる能力―― あるいは、その完成度それ…

夕方に凄まじい豪雨が

きょうの仙台は、夕方に凄まじい豪雨がありました。 日中は仙台を留守にしていましたので、夜になって戻ってきたのですが―― そのときの街の様子は、一見ふだんと同じでした。 が―― よくみると、歩道に土砂が残っているのですね。 これまでにみたことのない残…

自分の気持ちが動きつつある時というのは

自分の気持ちが動きつつある時というのは―― 自分でも何となくはわかりますよね。 例えば―― ある決断に向かって自分の決意が固まりつつあるような時というのは、何となくわかる―― その時の感覚の強さというは、直感的には、その動きの速さに比例しているよう…

世の中の神秘に近づくには

例えば、ヒトの言語を代表させうる具体例として、 1 + 2 = 3 などの単純な計算式を挙げるか、 To be, or not to be: that is the quesiton などの含蓄ある文芸の一節を挙げるかは―― 学界や学界の周辺においては、常に議論になる点でありましょう。 大雑把に…

人の時間認識は

先日、電車に乗り遅れました。 慌ててホームに駆け込んだら―― 電車が5メートルくらい動いていました。 とても不思議な感覚です。 何しろ、手を伸ばせば電車の扉が届いてしまう距離なのですから―― でも、それは、もはや取り返しのつかない距離なのですよね。 …

「自分は何者か?」がわからなくても

自分で自分に、 ――何者か? と問う人たちがいます。 とくに若い人たちに多い―― 一時、そんな自問が流行したこともありました。 さらながら、ファッション感覚で―― つまり、 ――カッコよさ の追求のために――「自分は何者か?」と問うている人たちもいました。 …

やりたいことを待たされた一日

きょうは、やりたいことを待たされ続けた一日でした。 ――さあ、これをやろう。 と思っても、 ――ちょっと待って。すぐにはやれないよ。 となり、 ――じゃあ、これをやろう。 と思っても、 ――もう少し待っててね。 となる―― 多くのことが、自分のやりたいタイミ…

なぜ双子は同じ服なのか

街中を歩いていると―― 時々、双子のお子さんたちを連れたお父さんやお母さんをみかけることがあります。 そのときに目につくのが―― たいていは、おそろいの服を着ているということ―― とくに双子のお子さんたちが小さな場合は、ほとんどおそろいです。 例えば…

小説のような科学書だった

本には、大まかにいって―― 最初のページから最後のページまで順々に読んでいくのがよい場合と―― 飛ばし読みをしながら、必要なときに何度でも読み返しをしていく、というのがよい場合との2通りがあります。 どちらの読み方がよいかは、本の種類に依ります。 …

本を手にとるとき

本を手にとるとき―― なぜか、いったんは、その本に書かれていることの全てを手中に収めたような気がします。 もちろん―― その本を元に戻せば、全てが手中からこぼれおちていくのですが―― そうはいっても―― いったんは全てを手中に収めた感触は、たしかに残り…

男性読者の多くは

小説をよむとき―― 男性読者の多くは、ヒロインの女性を勝手に美人だと思っているように思います。 少なくとも―― 僕はそうです。 作者が、わざわざ、 ――美人ではない。 と断っている場合においてさえ、 ――いやいや。実は、美人に違いない――作者にとっての美人…

人と書物との健全な関係

子供の頃―― 自然科学の入門書をよんで、そこに自然があると思っていました。 実際には、そこに自然などはなく―― あったのは、自然を理解しようとした人たちの思考や知識でした。 同じように―― 恋愛の小説をよんで、そこに恋愛があると思ったり―― 歴史の事典…

サッカーにもコールド・ゲームがあったなら

きのうの『道草日記』でサッカーについて述べましたが―― サッカーの試合をみていて、ときどき思うのですよ。 後半のロスタイムに入るときに、3点差がついている場合――例えば、3-0 とか 4-1 とかの場合に、(試合を続ける意味があるのかな?) と―― 2点差な…

サッカーはみるのも難しい

サッカーのワールド・カップが閉幕しましたね。 優勝はスペイン代表チームでした。 初優勝であったそうです。 4年前の6月の『道草日記』を読み返してみたら―― 意外にも―― けっこう頻繁にワールド・カップに言及していたので、ちょっと驚きました。 当時の僕…

選挙に勝ち負けはない

近年の『道草日記』では、 ――政治とは権力闘争のことではない。社会の構成員の利害関係の調整だ。 ということをしょっちゅう述べてきましたが―― 一昨日の参院選の結果をみて、こんなふうにも思うようになりました。 ――選挙とは闘争ではない。有権者の意思表…

来年の今頃には

きのうの参院選挙で与党(民主党、国民新党)が大敗を喫し―― 政局は混迷を深めています。 与党が参院での過半数を失ったことから―― 野党(自民党など)の修正の入らない法案は可決されないことになりました。 いわゆる、 ――衆参のねじれ というやつですね。…

勝手にスイッチが入る

きょうは久しぶりに、ゆっくりな朝を迎えたのですが―― なぜか、いつもと同じ時間に目が覚めて―― だから、いつもと同じ時間に動き出し―― 結局、洗濯などを始めました。 毎朝、決まった時間に起きていると―― どうしようもないのですね。 その時間になると、自…

実は NG であったりする

ある世界で素晴らしい業績を積み上げ、誰からも敬意を払われているような人に向かって、 ――なぜ、この道に入られたのですか? という質問をすると―― たいていは、 ――こういうところが「面白いな~」と思ったから―― という返事で済まされてしまうものです。 …

予約を入れたら

夜の11時近くに、お寿司屋さんの前を通ったら―― 大将と思しき男性が、軒先に立って、腕組みをしながら、心配そうに何かを見つめていました。 どうも繁華街のほうをみているようです。 そのお寿司屋さんはバス通りに面してはいるのですが―― 賑やかな路地から…

サイレント・マジョリティ

大相撲の野球賭博事件で―― NHK が、来る名古屋場所の生中継を行わない方針のようです。 背景は、NHK に寄せられた視聴者からの声―― ――中継するべきでない。 の声が多数派であったそうです。 ところが―― NHK が「中継しない」と発表した途端に、 ――中継するべ…

誤解していた者の負け惜しみ

きょうは七夕ですね。 ――織姫と彦星―― の説話を思い出します。 この説話―― もともとは中国の神話伝説だといいます。 色々なバリエーションが存在するようですが―― だいたい共通しているのは、織姫と彦星とが夫婦であるということ―― ところが―― ネット・ニュ…

極端に追い込まれたら

文章というのは、 ――よし! 書くぞ! などと思うと、なかなか書けないもので、 ――ちょっと書いてみるかな~。 などと思うと、すんなり書けるものです。 意気込みすぎると書きにくくなる、ということですね。 ところが―― その意気込み方が半端ではなくなると―…

人は心部をえぐる

――神は細部にやどる。 などといいますが―― ――人は心部をえぐる。 と思っています。「心部」というのは「細部」と反対の意味としていっているのであって、 ――中心部 くらいの意味です。 ――深部 としてもいいでしょう。 神は、たしかに細部にやどると、僕も思…

結論の目立つ主張が親切

何か根拠を添えて意見を主張をするときに、 1) A である。なぜなら、B であるからだ。 と主張するか、 2) B であるから、A である。 と主張するかで―― 印象は変わってきます。 根拠の部分が長くなる場合は、もっとハッキリしますよ。 1) A である。なぜな…

なぜ好きなことは続くのか

好きなことは、いくら続けても―― つらく感じないものですよね。 タクシーの運転手さんで、こんな人がいるそうです。 来る日も来る日も仕事で運転をやっているのに、休みの日になっても、わざわざ遠くまでドライブに出かけていく―― 大型連休のときなどには、…

書きすぎの効用

うっかり書きすぎる―― ということが、たまにあります。 小説などで、余計なウソを書きすぎる―― エッセイなどで、ホントのことを書きすぎる―― 余計なウソを書きすぎたことで、小説が実話と思われたり―― ホントのことを書きすぎたことで、エッセイが作話と思わ…