大相撲の野球賭博事件で――
NHK が、来る名古屋場所の生中継を行わない方針のようです。
背景は、NHK に寄せられた視聴者からの声――
――中継するべきでない。
の声が多数派であったそうです。
ところが――
NHK が「中継しない」と発表した途端に、
――中継するべきだ。
との声が多く寄せられて――
形勢が逆転してしまった、とか――
どう考えればいいのでしょうかね。
「中継するべきだ」がサイレント・マジョリティ(silent majority)――物言わぬ多数派――であったと解釈すれば、つじつまは合うのですが――
実際は、どうだったのでしょうか。
もし、そうだとしたら――
NHK はサイレント・マジョリティを完全に読み違えたことになるのですが――
仕方のないことですね。
サイレント・マジョリティの実態をつかむのは、至難の技です。
だって「サイレント」なので――