2016-12-01から1ヶ月間の記事一覧
今年ネットの動画投稿サイトから世界的な大ヒットを飛ばした日本人男性シンガーソングライターが―― フィクションのキャラクターであるということを―― きのう―― 知りました。 愕然です。 (実はフィクションだったなんて……) …… …… 僕より10歳年上で―― 僕より…
ある発想や手法で課題に取り組み始め―― 始めのうちは巧くいっていたけれど―― 途中から巧くいかなくなって―― 最終的には、取り組み自体が頓挫してしまった―― というようなときに―― 当然のことながら、 ――なぜ途中から巧くいかなくなったのか。 と反省をしたく…
――知っているけど、いえない。 という発言は―― なるべく、したくないものですね。 ――卑怯 と、誹(そし)られても仕方がないからです。 それでも―― ついつい、いってしまう―― かくいう僕とて―― 例外ではありません。 …… …… いえないのなら―― それを自分が知…
人の気持ちのリアルなところを全て表しきってしまうと―― かえって興を削ぐということが、あるようです。 作詞家が、 ――やった! 今回は人の気持ちが巧く描けた。大ヒットするに違いない! と満を持して世に問うた作品が、思ったようにヒットしない―― そうい…
優れた失恋の歌を聴く度に―― 深い矛盾を感じます。 (うわ~、いい歌だな~。でも……ね) という感覚―― あるいは―― 酔っていた気分が急に醒めたような感覚といいますか―― …… …… どういうことか―― …… …… 失恋の歌は―― その詞に心が動かされれば動かされるほど…
卑怯なことをすれば―― いずれは卑怯なことをしかえされる―― だから―― 卑怯なことは一切しないほうがよいのです。 もちろん―― 卑怯なことをされた当の相手の気持ちを考えるとか―― それを目の当たりにした周囲の人々の視線を考えるとか―― そういった配慮は大切…
日本人にとってのクリスマスの魅力は―― 何といっても、 ――ヨーロッパの文化や伝統への憧れ に尽きるといえます。 もちろん―― メディアや商社による市場的な演出が醸し出す雰囲気――例えば、“恋人どうしが愛を語らうクリスマス”といった雰囲気――が相応の影響を…
――「歌も文芸である」との命題は、音楽の存在意義を軽視しているのではないか。 ということを―― 2016年10月18日の『道草日記』で述べました。 今年のノーベル文学賞が音楽家のボブ・ディランさんに授与される―― とのニュースを受けてのことでした。 その後――…
――捨て石 というと―― ふつうは、 ――捨てられる石 や、 ――無造作に転がっている石 といった意味で捉えられると思います。 そこから転じて、 ――近い将来の利益や成果を度外視して遠い将来の利益や成果を目指す役割や立場 といった意味にもなるでしょうか。 が―…
人は、四十路にさしかかると―― 10代や20代の若い人たちの粗相や不義には、比較的、寛容になれるものです。 五十路や六十路にさしかかると―― そうでもないようですが―― 四十路では―― けっこう寛容になれる―― なぜでしょうか。 …… …… たぶん―― 自分が10代・20…
物語を思い切って2種類に分類するとなれば、 ――勝者の物語 と、 ――敗者の物語 とになると思います。 …… …… では―― いったい―― 誰が“勝者の物語”に惹かれ―― 誰が“敗者の物語”に惹かれるのか―― ちょっと考えてみました。 …… …… 僕の結論は―― 実際の自分の人生…
――この国の不倫人口は、ざっと500万である。 という話をきいて―― きのうの『道草日記』を書く気になりました。 事の真偽はともかく、「不倫人口500万」という数字に説得力を感じてしまったのです。 (う~む。たしかに、それぐらいいても不思議はないか) と…
恋愛にロマンを求めても、そんなに酷いことにはならないが―― 結婚にロマンを求ると、大変なことになる―― という話をきいたことがあります。 (そりゃ、そうだろう) と思うのですが―― この話―― 裏を返すと、 ――世の中には、恋愛にも結婚にも、ロマンを求める…
新聞を読む時間がとれず―― ちょっと困っています。 気がつくと、あっという間に2~3週間分はたまっている―― まあ―― 一紙しかとっていなくて―― しかも―― 朝刊だけしかとっていないので―― そんなにビックリするような量にはなりませんが―― それでも―― 2~3週間…
本当に秘密にしておきたいことは―― 決して言葉にしないのがよいのです。 例えば、言葉で書き表したり、言葉で言い表したり―― しない―― なぜか―― …… …… ひとたび言葉にしてしまったら―― 必ずや誰かに伝わりやすくなるからです。 誰かに伝わってしまえば―― そ…
街中を歩いていると―― 様々な広告写真を目にします。 たいていの写真には―― タレントさんやスポーツ選手などの社会的に著名な方々が写っています。 そんな広告写真をみていて―― いつも思うことは―― 同性の視線を意識していると思われる異性の写真と―― 異性の…
――感情のコントロールが大切だ。 というときに―― たいていは、負の感情――怒りや悲しみ――が意識されています。 が―― 僕は―― 喜びや楽しみなどの正の感情も十分に意識するのがよい、と―― 思っています。 怒りを抑えて周囲の人々との争いごとを防ぎ―― 悲しみを…
もうすぐお正月ですね。 きのう―― ネットを何気なく眺めていたら、 ――死の大人気おせち という句が目に飛び込んできて―― (ええ!) と驚きました。 (いったい、どんなおせち料理なんだ?) と―― …… …… よくみたら、 2017年売り切れ必 死の大人気おせち と…
――ええ? これが流行語? と思われるような「流行語」が―― 最近、増えてきたように思います。 世間では「流行語」と目されているけれども、 (いや、それ、ぜったい違うでしょ) と―― 僕自身、心の中で叫ばずにはいられない言葉というのが―― いくつか、あり…
世の中には―― 喋りすぎて失敗する人や―― 動きすぎて失敗する人が―― います。 なぜ喋りすぎるのか―― なぜ動きすぎるのか―― …… …… 喋らないと不安だからです。 動かないと不安だからです。 では―― なぜ失敗するのか―― …… …… その発言や行動の動機が―― 自分の不…
感情に溺れる過ちに対する厳しい風潮が―― 昨今―― 少しずつ強まってきていると感じます。 繰り返し感情に溺れる過ちに対して厳しくなるのは―― 当然ですが―― 一時的に感情に溺れる過ちに対しても―― どんどん厳しくなってきているようです。 (大丈夫かな) と…
いわゆる高齢者ドライバーは―― 高齢になればなるほどに、自分の運転に自信をもつ傾向があるそうです。 きょうのネット・ニュースで知りました。 (たしかに、そうなるよな) と感じました。 人は、成功体験に弱いものです。 成功体験を重ねれば重ねるほどに―…
――破れ鍋に綴じ蓋 という言葉があります。 「破れ鍋」は、「われなべ」と読み―― 割れた鍋のことです。 「綴じ蓋」は、「とじぶた」と読み―― 繕われた蓋のことです。 「破れ鍋に綴じ蓋」とは、 ――割れてしまった鍋にも繕われた蓋が見合うように、どんな者にも…
――あの人は、見た目は良いけど、中身がない。 などといいますね。 そういうときの「中身」とは―― もちろん、人格であったり、能力であったり、志であったりするわけですが―― たぶん―― いちばん効いてくるのは、能力です。 それも、 ――コミュニケーション能力…
天気予報の当たり外れを―― 僕は、ふだん、そんなには気にしないほうなのです。 が―― 先日―― 外出の直前に、ネットで天気予報を確認し―― 降水確率が0%であるのをみて―― 傘を持たずに外出をし―― その後、5分も経たないうちに雨に降られたときは―― ちょっと…
一人ひとりの顔を思い浮かべながらの百人と―― 百人をひとまとめに思い浮かべながらの百人とでは―― 同じ「百人」でも重みが違います。 ――百人 といった瞬間に―― それは、一つの塊となる―― 一人ひとり百様の顔があるにもかかわらず―― 一つの塊となる―― 一つの…
虚構は、あらゆる現実の制約から自由な表現手法です。 よって―― その虚構を用い、わざわざ現実の大部分を占める日常を描くというのは、 ――どうも、しっくりこない。 そのように感じる方が―― 少なくないと思います。 …… …… たしかに、その通りでして―― 虚構で…
小説でもマンガでも映画でもTVドラマでも―― 虚構であれば何でも構わないのですが―― 虚構で人を泣かせるよりは―― 虚構で人を笑わせるほうが―― ずっと難しいといわれています。 これと同じように―― 虚構でハラハラどきどきさせるよりは―― 虚構でホッコリぬっく…
人には―― それぞれ強みと弱みとがあるものですが―― これら強みや弱みは、決して互いに独立しているわけではなく―― むしろ互いに密接に関連していることが、ほとんどです。 例えば―― その強みが裏目に出て弱みになっているとか―― その弱みを補い余って強みに…
自然への冒涜は―― たいていの場合、 ――作為の不自然 が起点となっています。 …… …… 「作為の不自然」とは― あえて不自然なものを作り出したり、あるいは、あえて不自然なことを引き起こしたりして―― それら事物の不自然さに何らかの意義を見出そうとする意図…