マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

僕のササヤカな数学人生で/道草随想

今年の最後は『道草随想』です。 タイトルは、 ――僕のササヤカな数学人生で です。 リンク「道草随想のページ」から御覧になれます。 * ――ササヤカな―― とかいっている割には―― 自慢話です(苦笑)ハッキリいえば―― 20代の頃は、自分が数学者や理論物理学者…

脱グジャグジャ

コンビニなどで―― 例えば、1097円の買い物をしたとする。 このとき、財布が小銭でいっぱいならば―― 端数の97円もキッチリ払いたくなるのが人情だろう。できれば、余計な釣り銭は、もらいたくない。 さて―― では、どうするか。 昔は、こんな感じで、 ――じゃら…

足るの知られざるを悟る

――足るを知る。 という言葉がある。 幸せに生きるためには、重要な言葉だ。 欲望にはキリがない。 何かものが手に入れば、次のものが欲しくなり―― 次のものが手に入れば、次の次のものが欲しくなる―― 課長になれれば満足だった者が―― やがて、部長になり、役…

受験数学の問題のこと/道草随想

道草随想を更新しました。 タイトルは、 ――受験数学の問題のこと です。 リンク「道草随想のページ」より御覧になれます。 * タイトル通り、受験数学の問題の話です。 何のひねりもありません(笑 あ、まあ、ちょっとはあるかな。

女の魔性や男の獣性が

昨日の『道草日記』で、 ――女は子宮で考える。 と書いた。 では―― 男は、常に頭で考えるのかといえば、そうでもない。 女が子宮で考えるのなら、 ――男は股間で考える。 といって、よいだろう。「股間」というのは、より直接的には、陰茎のことである。 ――も…

頭でっかちの女にしか

――女は子宮で考える。 などという。あるいは、 ――女は皮膚感覚で動く。 とも―― 多少、女性蔑視のニュアンスが込められているようだ。 女性に直に確認したことはないが―― おそらく、これらの言い回しに喜びを感じる女性は、珍しいに違いない。 が、こうした女…

独創性の落とし穴

――独創性 というと、 ――いかに他人と違っているか。 ということだと思っている人が多いようだが―― そうではない。 独創性とは、 ――いかに物事に根源に立ち返っているか。 である。 例えば―― 独創的な科学研究とは、科学の黎明期の頃の問題意識を起点としてい…

なぜ人は尊大になれるのか?

なぜ人は尊大になれるのだろう? * しばしば―― 尊大な人をみかける。 何を隠そう―― 僕自身、尊大にみられることが多々ある。 たぶん、僕の人格は尊大な一面を含んでいるであろう。 だからこそ―― 余計に考えておきたい。 なぜ人は尊大になれるのか? * 元来…

最近、人様の小説を

最近、人様の小説を読むのに苦労する。 とくにプロの書いた小説で苦労する。 どうにも読むのが辛い。 これが、アマチュアの書いたものだと、 ――よし、勉強だ! という気持ちになれるからよい。 それなりの緊張感が生まれる。 緊張感が生まれるので―― どんな…

タクシーのメーターに「がく!」

タクシーに乗っていて―― あと少しで目的地というときに、 ――カチ と、メーターが回ると、なぜか、 ――がく! と、くる。 あの感覚は、なぜなのだろう。 いっておくが―― 僕は決してカネにミミッチイほうではない。 それが証拠に、37,380円の衝動買いを、平気で…

国家は教育を主導してはならぬ

昨日の『道草日記』で、戦前の教育は全否定されるべきだと述べた。 もちろん、概論的に「全否定」ということであって、一つひとつの些事をシラミつぶしに否定していくわけではない。 全否定されるべきは、国家が教育を主導した実態である。 戦前の教育は、国…

戦前の教育を全否定するのは

――国家百年の計 という。 国政は100年先を見通すものでなければならぬ、との格言である。 が、100年先を見通すのは、生半可なことではない。 日本の近代化を押し進めた明治政府は、それなりに成功を収めたとはいえるが―― 後継政府は、維新後、わずか80年足ら…

キャッシュ・フローは「円・日」か/道草随想

久々の『道草随想』です。 タイトルは、 ――キャッシュ・フローは「円・日」か です。 リンク「道草随想のページ」より御覧になれます。 * タイトルだけでは、何のことかわかりませんね(笑 クレジット・カードにまつわるお話です。 今日、ちょっと高い買い…

政治の話は危険

『道草日記』に政治ネタで怒りをぶちまけると―― なぜかアクセス数が増加するようである。 本来、政治という営みは、怒りとは無縁であるべきはずだが―― 僕の場合には、政治ネタに怒りを盛り込まぬ限り、読者の皆様の御関心は買えぬようである。 不徳の致すと…

宰相の器にあらず

昨日、一昨日と、政治の話を書いてきた。 政治の話は憂鬱になる。 とくに安倍政権になってからは、そうである。 だから、あまり書きたくはない。 が、書かずにはおれぬ。 *「美しい国へ」などという。 実に安直な主観の塊である。 こんな塊を公約に掲げる人…

下野せよ、自由民主党

政治家が、 ――与党になりたいから、自民党へ―― という時代は、早く終わればよいと思っている。 この国では、戦後、議会制民主主義が、一応は根付いたにも関わらず―― いまだに選挙による政権交代が常態化しておらぬ。 由々しき問題だ。 * 昨日の『道草日記』…

なぜ待てぬのか?

今日は、この話は書かぬつもりでいたが―― やはり、書かずにはおれぬので、書く。 * 今日、改正教育基本法が、参院本会議で可決された。(ホントに改変しやがった!) というのが、正直な感想である。 教育基本法は、教育界の憲法に相当する重要な法律である…

巨大なビニール袋

仙台ロフトは、僕の家から、歩いて20分のところにある。 今日―― そこのインテリア・フロアで、収納箱を3つほど買った。 縦35cm、横26cmくらいのヤツである。 棚に陳列してあったのを、ひょいと持ち上げて、レジに持っていった。 レジのお姉さんは目線を合わ…

小説を小説たらしめる必要条件

何が、小説を小説たらしめるのか―― 文芸畑で、しばしば議論になる。 様々な結論が導かれようが―― 実は、そんなに複雑な問題ではないと思っている。 唯一の基準は、 ――それが小説として書かれた否か。 だ。 小説の基幹は虚構性――つまり、嘘――にある。 よって…

話しは難しい

限られた時間で、必要な情報を、正確に伝えることが、いかに難しいか―― 二十代が終わる頃には、肌で感じるようになっていた。 子供の頃からTVをみていて―― タレントやキャスターたちが、原稿もないのに、限られた時間で、必要な情報を、正確に伝える様子が当…

小早川隆景のこと

今日は朝から呼吸の状態が思わしくなかった。 例によって、喘息(ぜんそく)である。 昨夜、薬を休んだのが良くなかったらしい。 別に休もうと思って休んだのではなく―― 気付いたら朝になっていただけのことである。 今夜は、ちゃんと飲もう。 * 作家・野村…

なるほどな

今日になっても、喘息(ぜんそく)は治まらぬ。 あいかわらず、ゼロゼロといっている。 ちょっと長引きそうだ。 高校卒業に学んでいた予備校で、幼少時に喘息で苦しんだ経験のある先生がいた。 学校にも満足に通えぬくらいであったという。 ――今では、かなり…

風邪薬が飲めない

風邪をひくと喘息(ぜんそく)の発作が出る。 子供の頃、僕は小児喘息を患っていた。 毎年、秋が深まると、ゼロゼロといっていた。 二十歳をすぎても、数年に一度は、発作がおきていた。 小児喘息が、ふつうの喘息に移行したわけである。 以前は数年に一度だ…

65年前の今日

僕は、いかなる戦争も否定されるべきだと思っている。 ――平和ボケ と罵られても構わぬ。 それがボケだというなら、「ボケ」でもよい。 * 戦争には2つの闘いがある。 1つは敵と味方との闘い―― もう1つは―― 戦争を望む者と望まぬ者との闘いである。 戦争は、…

風邪をひく度に思いだす

二、三日前から風邪が抜けぬ。 今冬、二度目の風邪である。 風邪は大病ではないが、ひいているときは、実に厄介だ。 喉は痛く、頭は重く、鼻はつまり、クシャミは止まらぬ。 いつもなら楽にできることが、ひと苦労である。集中力は落ち、些細な過ちが増える…

男と女とでは

男が女に惹かれるときと女が男に惹かれるときとでは―― かなり様相が違うようである。 男は、幾つになっても、ひと目惚れが中心で―― 女は、歳を重ねるごとに、どんどん慎重になっていく―― そういう気がする。 そういう違いを、どうこう議論するつもりはない。…

教師の責務の柱

教師は、 ――勉強したくなければ、しなければよい。 ということを、もっと声高に叫ぶべきだと思う。 もちろん―― 教える相手が幼いうちは―― そういうことは、いわぬほうがよい。 勉強をすれば、将来、得をすることは目にみえている。 そういう制度が、よいかど…

僕は目が悪い

僕は目が悪い。 小学校の頃から、徐々に近視と乱視とが進み―― 視力は、今や小数点以下第2位にまで落ちている。 で―― 今日、メガネを外して、夜の街を歩いた。 風邪気味だったので、マスクをしていたのだ。 そうしたら―― 吐く息がマスクの隙間から漏れ、メガ…

時間について

ここ何年かで―― 時間について考えている。 時間は、哲学の大問題だ。 自我や自己と、切っても切れぬ関係にあるからであろう。 自我は、自己の内なる変化(心の動き)や自己の外なる変化(物の動き)を基に、 ――どうも世界には時間というものが流れているらし…

死体の官能美

しばしば虚構の世界では―― 死体は美しいものとして描かれる。 それも、単に美しいのではなく―― 官能的に美しい。 現実の死体は、そんなに美しいものではない。 少なくとも、官能的には美しくない。 現実の死体を実際にみたことのある人なら、よくわかること…