マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

実はフィクションだったなんて

 今年ネットの動画投稿サイトから世界的な大ヒットを飛ばした日本人男性シンガーソングライターが――

 フィクションのキャラクターであるということを――
 きのう――
 知りました。

 愕然です。

(実はフィクションだったなんて……)

 ……

 ……

 僕より10歳年上で――
 僕より35歳年上の奥さんがいらして――

 頭はパンチパーマで、ヒョウ柄の服をまとい、サングラスをかけている――

 そう――
 あの人です。

 ……

 ……

 いや~。

 ビックリしました。

 ……

 ……

 いえ――

 フィクションだったということにビックリしたのではなくて――

 フィクションだということに自分が何ヶ月も気づかなかったということに――
 ビックリしたのです。

 ……

 ……

(53歳で78歳の奥さんって、そんな恋愛もあるんだなぁ)
 と――
 本気で思っていましたからね(笑

 ……

 ……

 スッカリだまされてしまって――
 悔しいといいますか、恥ずかしいといいますか――
 何ともイヤな気分になったのですが――

 同時に――

 スッカリだまされていたので――
 かえってスッキリするといいますか、胸中に一点の曇りもないといいますか――

 ある種、すがすがしい気分にもなりました。

 なので――

 ……

 ……

 今年2016年を――
 僕は、思いのほか気持ちよく終われそうです(笑