マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

誤解していた者の負け惜しみ

 きょうは七夕ですね。

 ――織姫と彦星――

 の説話を思い出します。

 この説話――
 もともとは中国の神話伝説だといいます。

 色々なバリエーションが存在するようですが――
 だいたい共通しているのは、織姫と彦星とが夫婦であるということ――

 ところが――
 ネット・ニュースが報じていたところによると――
 2人の関係を、夫婦ではなく恋人だと誤解している人が多いのだそうですね。

 事実――
 僕も誤解していました(笑

 だから、というわけではありませんが――
(たしかに、誤解しやすいよな~)
 とは思います。

 年に一度しか会えないという設定は、いかにも恋人らしい――少なくとも夫婦らしくはない――

 2人が年に一度しか会えなくなったのは――
 働き者だった2人が、結婚した途端に働かなくなったから――

 怒った織姫の父親である天帝が、2人を遠ざけたといいます。

 結婚した途端に働かなくなったのは――
 あまりにも結婚生活が楽しかったから、らしいのですよ。

 そんなことって、あるんですかね。

 結婚して子供を授かったら、イヤでも働くでしょう。
 授からなくったって、そのうちに恋は醒めるものです。

 天帝も、ちょっとセッカチがすぎましたね。
 2人が目を覚ますのを、もう少し待ってあげてもよかったのに――

 ……

 ……

 誤解していた者の負け惜しみです(笑