きのうの参院選挙で与党(民主党、国民新党)が大敗を喫し――
政局は混迷を深めています。
与党が参院での過半数を失ったことから――
野党(自民党など)の修正の入らない法案は可決されないことになりました。
いわゆる、
――衆参のねじれ
というやつですね。
「ねじれ」それ自体は、悪いことではありません。
与党と野党とが真剣に協議を重ねることになるからです。
そうした協議が普通になったとき――
国会の営みや日本の政治は真の意味で成熟するでしょう。
が――
そうはならない可能性もあります。
むしろ、そちらの可能性のほうが高い――
日本人は真剣な協議というのが、そんなに得意ではありませんからね。
けっきょくは理よりも情に訴える国民性なので――
与党が分裂するか、野党の一部が与党に吸収されるか――
来年の今頃には、民主党も自民党もなくなっていたりして――(笑
いやいや――
冗談で済むとは限りませんよ。