きのうの『道草日記』でサッカーについて述べましたが――
サッカーの試合をみていて、ときどき思うのですよ。
後半のロスタイムに入るときに、3点差がついている場合――例えば、3-0 とか 4-1 とかの場合に、
(試合を続ける意味があるのかな?)
と――
2点差なら、
(もしかして同点に……)
というのはあります。
サッカーは1分あれば得点できるといわれています。
よって、理論上は、ロスタイムが2分以上あれば同点に追いつく可能性があります。
実際、そのようなゲームをみたことがあります。
が――
3点差ではムリでしょう。
4点差とか5点差とかなら、なおのこと――
勝負の行方は、試合終了を待たずして、すでに明白です。
このことがサッカーの試合をいくらかつまらないものにしていると、僕は感じています。
もちろん、リーグ戦のように、試合の得失点数が複数試合にまたがるような場合には、そうでもないのですが――
決勝トーナメントのような場合には、かなりつまらない――
が――
もし、仮に、
―― 3点差ならロスタイムは無視される。
というルールが設定されたら――
ちょっとは面白いのではないかと思います。
このルールだと、3点差をつけられているチームは、ロスタイムまでに死に物狂いで1点を取りにいきますよね。
逆に、3点差をつけているチームも、ロスタイムまでに1点も取られないよう、やはり死に物狂いで守るに違いない――
もっと面白そうなのは、
―― 4点差なら、後半35分で試合終了とする。
とか、
―― 5点差なら、後半25分で試合終了とする。
とか――
つまり、サッカーにもコールド・ゲームを導入するということですね。
もし、サッカーにもコールド・ゲームがあったなら――
試合の緊張感は、いくら点差が開いていも試合終了の瞬間まで失われません。
試合を最後まで続けたい側と早く終わらせたい側との激しい攻防が繰り広げられる――
その分、試合終了の瞬間は、ちょっと早めに訪れるかもしれないわけですが――
なかなか良いアイディアだと思うのですが――
いかがでしょうか。
けど――
たぶん、
――そんなのは、サッカーじゃない。
って、サッカー好きの人たちは思うんでしょうね(笑