マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

“カルダシェフの尺度”に“汎症根治”ないし“不老不死”や“汎憂根絶”ないし“不衰不滅”を当てはめる

 ――カルダシェフの尺度(Kardashev scale)

 について、きのうの『道草日記』で述べました。

 

 人の文明の進展の程度を――

 以下の3つの段階で見積もろうとする尺度です。

 

 1.惑星の表面で得られるエネルギーの全てを用いうる段階

 2.恒星が放射をしているエネルギーの全てを用いうる段階

 3.銀河が内蔵をしているエネルギーの全てを用いうる段階

 

 この尺度に――

 僕のいう、

 ――汎症根治(はんしょうこんち)

 ないし、

 ――不老不死

 や、

 ――汎憂根絶(はんゆうこんぜつ)

 ないし、

 ――不衰不滅(ふすいふめつ)

 を当てはめると、どうなるか――

 

 ……

 

 ……

 

 僕は――

 以下のように考えます。

 

 人が、個体を有機物から無機物に作り換え、

 ――汎症根治

 ないし、

 ――不老不死

 を成し遂げるのは、

 ――カルダシェフの尺度

 でいうところの“2の段階”――つまり、

 ――恒星が放射をしているエネルギーの全てを用いうる段階

 に至る過程であり――

 

 人が、単数の自我からなる生態を作り上げ、

 ――汎憂根絶

 ないし、

 ――不衰不滅

 を成し遂げるのは、

 ――カルダシェフの尺度

 でいうところの“3の段階”――つまり、

 ――銀河が内蔵をしているエネルギーの全てを用いうる段階

 に至る過程である、と――

 

 その根拠は何か――

 

 ……

 

 ……

 

 ちょっと話が破天荒になりすぎていて――

 正直なところ、根拠らしい根拠もないのですが――(笑

 

 それでも――

 強いて挙げるなら、

 ――地球の表面で活動をしている限り、無機物の体は必須ではないと考えられ、太陽の近辺で活動をしている限り、自我の統一化は必須ではないと考えられるから――

 という推定です。

 

 あるいは、

 ――地球の表面を離れて太陽系の全域で活動をするためには、有機物の体は不便であると考えられ、太陽の近辺を離れて銀河系の全域で活動をするのには、自我の不統一は危険であると考えられるから――

 といってもよいでしょう。