きょう、ちょっと所用があって――
仙台・東京間を新幹線で往復したのですが――
新幹線の中でしか感じられないこと、思えないこと、考えられないことが――
どうも、あるように思えてなりません。
新幹線に乗っているときは意識できるけれど――
例えば、飛行機に乗っているときには、なぜか意識できない――
そういうことが――
あるように思えてしまうのです。
では――
それがどんなことなのかと具体的に問われると、はっきりとは答えられないのですが――
少なくとも、それは日本列島を俯瞰する感覚に関わることではないかと感じます。
新幹線に乗っている自分を、上空から見下ろしている感覚――
とでもいいましょうか。
飛行機では、そういう感覚にはなりません。
むしろ、飛行機に乗っている自分を、地上から見上げている感覚――
面白いことに――
新幹線で「上空から見下ろしている感覚」のときは、上空からの視点も一緒に連続的に移動しているのですが――
飛行機で「地上から見上げている感覚」のときは、地上の個々の箇所からの視点が非連続的に中継されているのです。
この違いが何に由来しているのか――
ちょっと気になっています。
上空には遮るものがないけれど――
地上には山や谷などの障害物が多いから――
ということなのでしょうかね。
そんなに単純な話でもないように思うのですが……。
まあ――
他の方々にとってはどうでもいい――僕だけにしか意義が感じられない――問題提起でしょうがね(笑