マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

努力次第でどうにかなることも

 今日は久々にゆっくりと午前中を過ごしました。

 ここ1、2週間は、休みの日も含め、せわしい午前中を過ごしてきましたから――
 今日は、すごくリラックスした気分です。

 リラックスできる日は――
 ちょっとした話にも、敏感に反応できますね。

 例えば――
 どんな分野においても、素晴らしい仕事をしている人というのは、同僚や仲間との地道なコミュニケーションを怠っていない、という話とか――

     *

 もちろん――
 仕事ができるかどうかは、少なくとも一次的には、その人の力量や技量によって左右されるでしょう。

 が――
 ここで注意すべきことは、多くの仕事は一人でするものではない、ということです。

 よって、他者との協調が重要になってきます。
 他者と巧く協調できる人は、自分の長所を存分に発揮できますし、自分の短所を上手に補完してもらえます。

 つまり――
 仕事ができるかどうかは、その人の個の能力よりも、その人のコミュニケーション努力が、最終的には、より重要になってくるであろう――
 ということです。

 個の能力は、基本的には持って生まれた素質ですから、当人の努力だけではどうしようもない一面があります。

 が――
 コミュニケーションであれば、当人の努力だけでも、どうにかなるのではないか、と――
 そう思いたいのですよね。

 もちろん、現実は、そう甘くはないでしょう。
 コミュニケーションにだって、持って生まれた素質が関わっていないことはありません。

 でも――
 努力次第でどうにかなることもある――
 そう思いたいのですよね。

 それが他者との協調とかコミュニケーションとかの努力であれば――
 何となくホっとするではありませんか。

 そういったものが、仕事の出来不出来を最終的に決めるなら――
 そういう社会は、きっと落ち着いた住みやすいものでありましょう。