いわゆる老舗の大企業などで――
たかだか5年くらいで最高経営責任者がコロコロと代わっていくのをみていると――
(ホントに、それで大丈夫なの?)
と――
素朴に疑問を感じます。
5年足らずで最高経営責任者が代わっていくということは――
その企業は、例えば、10年とか30年とかのスパンでは、深刻な経営判断を下していない――
ということですよね。
企業の寿命が20~30年なら――
まあ、それでもよいのかもしれません。
が――
いかなる老舗の大企業も――
20~30年で倒産するつもりは毛頭ないでしょう。
であるならば――
たかだか5年くらいで最高経営責任者がコロコロ代わっていくというのは――
あきらかに不合理と思うのですが――
いかがなものなのでしょうか。
……
……
最高経営責任者の任期は――
企業として、100年、200年、300年と、したたかに生き残っていくつもりなら――
最低でも10年は必要でしょう。
できれば――
20年とか30年とかの長さがよいのではないか、と――
僕は思います。