マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

「快哉」を「○○○○」と読んでいた

 ――云々(うんぬん)

 を、「でんでん」と読む人がいるときき――

(まさか!)
 と思ったものですが――

 この種の勘違いは――
 誰もが、多少なりとも、しているものだそうで――

 たとえライターやアナウンサーといった言葉を扱うプロの人たちであっても――
 そうした勘違いは、一般の人たちと比べて数が少ないというだけであって――
 決してゼロではありません。

 かくいう僕も――
 もちろん、ゼロではありません。

 つい、きのうも――
 新たな勘違いに気づきました。

 ――快哉(かいさい)

 という言葉です。

 僕は、これを、

 ――かっさい

 と読み、「拍手喝采(はくしゅかっさい)」の「喝采」の当て字と思い込んでいました。

 つまり、

 ――「拍手喝采」は「拍手快哉」と書いてもよい。

 と――
 ずっと勘違いしていたのですね。

 ……

 ……

 ちなみ、「快哉」とは、

 ――「ああ、愉快だ」と思うこと

 ――胸がすくこと

 といった意味の言葉です。

 また、「云々」は――
 引用した語句や文の末尾に添える言葉で、

 ――以下、略

 といった意味をもっています。