マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

自信をもつには、どうしたらよいか(続き)

 みなさんは――

 自分に自信をもっていますか。

 

 ……

 

 ……

 

 実は――

 20 才くらいの人たちからは――

 ときに、

 ――どうしたら自分に自信がもてるのか。

 という相談を受けることがあります。

 

 20 才くらいになると――

 自分に自信をもっている人が、まわりで自然と増(ふ)えてくるのですね。

 

 よって――

 まだ自分に自信をもっていない人は、何だか不安になってしまうのです。

 

 ――あの人は、あんなに自信がありそうなのに、私は、なぜ?

 というわけです。

 

 が――

 みなさんくらいの年令ですと――

 たいていの人は、自分に自信なんか、もっていません。

 

 よって――

 もし、あなたが、

 ――自分に自信をもっていますか。

 と問われて、

 ――もっています!

 と、はっきり答えられなくても――

 まったく心配はいりません。

 

 むしろ、10 才ごろの今、すでに、

 ――もっています!

 と、はっきり答えられる人のほうが、ずっと珍(めずら)しいのです。

 

 とはいえ――

 

 あと 10 年くらいすると――

 みなさんも、

 ――どうしたら自分に自信がもてるのか。

 ということを考えるようになるかもしれません。

 

 そのときに――

 どうしたら、よいでしょうか。

 

 ……

 

 ……

 

 このことについては――

 

 実は――

 7月8日に、のべました。

 

 何でもよいから、暗黙知(あんもくち)を1つ手に入れることです。

 

 そのような暗黙知として、

 ――世の中の捉(とら)え方

 ――体の動かし方

 ――外国語の使い方

 ――物事の創(つく)り方

 ――人の心の捉(とら)え方

 ――未知の物事の見つけ方

 の6つがあります。

 

 このことについては――

 7月9日に、のべました。

 

 これら6つの暗黙知に加え――

 もう1つ、

 ――意識(いしき)の働かせ方

 という暗黙知があります。

 

 が――

 これは、たいていの人が、みなさんくらいの年令になるまでに、すっかり手に入れてしまっていて――

 

 しかも、

 ――無意識(むいしき)のうちに――

 手に入れてしまっているのです。

 

 ――無意識のうちに――

 手に入れてしまっていると――

 なかなか自信にはならないのですね。

 

 自信にするには、暗黙知を、

 ――意識をして――

 手に入れる必要があります。

 

 十分に、

 ――意識をして――

 あの、 

 ―― 10,000 時間の壁(かべ)

 をのりこえて――

 何か1つ暗黙知を手に入れる必要があるのです。

 

 ポイントは、

 ――意識をして――

 です。

 

 自信をもつには、どうしたらよいか――

 ということを、7月8日に、のべたときには、

 この、

 ――意識をして――

 ということに、ふれませんでした。

 

 よって――

 きょう、ふれておきます。

 

 『10 歳の頃の貴方へ――』