マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

びっくりしたことに、びっくり

 自宅の近くを何気なく車で走っていたら――

 40代くらいの男性が――
 3歳くらいの男の子を肩車して――
 歩道を進んでいました。

(ほほえましい)
 と思って――
 みていると――

 ……

 ……

 なんと――

 学生時代の知り合いでした。

 そして――
 その知り合いは――
 少なくとも学生時代は――
 およそ結婚したり子をなしたりしなさそうな人だったのです。

 もちろん――
 こちらは車を運転していたので――
 まさか話しかけるわけにもいかず――

 そもそも――
 ぜんぜん親しくはない知人でしたから――
 確認のしようもなかったのですが――

 ……

 ……

 びっくりしました。

 ……

 ……

 正確にいうと――

 そんなことにびっくりしてしまった自分に――
 びっくりしました。

 ……

 ……

 人は見かけによらないものですよね。

 よくわかっていたはずなのに……。