人々の物語 → 恋愛 ……①
という図式を――
きのうの『道草日記』でお示ししましたが――
恋愛というのは――
男と女との特別な関係のことで――
ひいては人と人の関係のこと――
つまりは人々の物語です。
よって――
恋愛をしっかりと描こうと思ったら――
それは“人々の物語”となることが必要です。
図式で示せば、
恋愛 → 人々の物語 ……②
です。
ここで――
あることに気づきます。
少なくとも数学的には、①および②から、
恋愛 ⇔ 人々の物語
となるのですね。
この、
⇔
の記号は、
――同値
という意味で――
簡単にいうと、
――まったく同じであり、交換可能である。
という意味です。
……
……
あれ?
どこで間違えたのでしょうね。
……
……
(案外、間違えじゃないんじゃないか)
と――
最近の僕は――
思うようになってきています。