マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

“公認交際の制度”の恩恵を受けやすいところ

 ――“公認交際の制度”は良いことづくめではないか。

 という空想を――
 ほとんど「妄想」といってもよいかもしれない空想を――

 きのうの『道草日記』で述べました。

 ご異論は多々あるかと思いますが……(笑

 ……

 ……

 もし、この制度が本当に実現したら――

 いちばん恩恵を受けるのは、
(実は、家庭教育や公教育の現場ではないか)
 と――
 僕は思っています。

 もし、“公認交際の制度”が実在していたら――
 男女関係のことや夫婦関係のことを公然と教えていく上で、格好の口実となるのは間違いありませんし――
 ひいては――
 男女間の性のことを現実感たっぷりに教えていく上で、格好の主題となります。

 おとといの『道草日記』で――
 僕が、

 ――公認交際の届け出は、12歳以上で可能――

 と、わざわざ空想してみせたのは――
 もちろん、昨今の子どもたちの性的早熟化が念頭にあったからですが――
 それだけではなくて、

 ――従来、タブーにされがちであった男女関係のことや夫婦関係のこと、ひいては男女間の性のことを、しっかりと家庭教育ないし公教育の枠組みに組み込める。

 との狙いがあったからでもあります。

 あえて「12歳以上」とするからこそ――
 この空想にも多少の意味が出てくるのであって――

 もし、結婚と同様に、「18歳以上」とかにしてしまったら、
 ただの“お説教”と変わりません。

 ――はぁ? 公認交際の制度? なに、それ? めんどくせぇ!

 でオシマイでしょう。

 ……

 ……

 ひょっとしたら――

 12歳でも遅いのかもしれません。

 10歳くらいでも、いいのかな。