マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

ひねくれ者

 おとといからゴールデン・ウイークが始まっていますね。

 行楽地などの賑わいを伝える報道が目立っています。

 昔から、そういう報道に触れる度に疑問に思っていたのですが――
 ゴールデン・ウイークの何が「ゴールデン」なのかが、よくわかりません。

 お休みの日がイッパイ並ぶことを、どうして「ゴールデン」というのでしょう?

 お休みというのは、普段とは違うことをするわ日ですよ。

 例えば――
 普段、会社や学校にいっている人は、会社や学校にいかないとか――
 普段、お店を開いている人は、お店を閉めて別のことをするとか――
 普段、一人で家事をしている人は、いつもと違う家事をするとか――

 お休みが一日だけなら――
 すぐに元に戻るので、環境の変化は穏やかです。

 が――
 お休みが続けば、当然、その分、環境は変化し続けていくわけですよ。

 環境の変化は、ストレスの源――

 ですから――
 お休みが続けば、ストレスの泉が絶え間なく湧き出てくることになる――
 お休みが終わる頃にはヘトヘトです。

 お休みは、一日だけポっとあるから、光輝くのであって――
 続いてしまえば、ただの環境撹乱因子でしかないのでは――

 ……

 ……

 ――なんてことを考える僕は、きっと、ひねくれ者なんでしょうね(笑