マル太の『道草日記』

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2022-10-08から1日間の記事一覧

虫好きの姫は実験や観察より論考や言説に関心をもっていた

短編物語集『堤(つつみ)中納言物語』の一編、 ――虫愛づる姫君 の物語で―― 主人公・虫好きの姫が、 ――本地たづねたること、心ばへをかしけれ。 という台詞を口にしている―― ということを、きのうの『道草日記』で述べました。 ――物事の本来の素地を探ろうと…