マル太の『道草日記』

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2022-10-16から1日間の記事一覧

虫好きの姫は、作者によって、どことなく突き放されている?

短編物語集『堤(つつみ)中納言物語』の一編、 ――虫愛づる姫君 の末尾に、 ――二の巻にあるべし。 と書き添えられたのは―― 物語の展開が俄然スリリングになってきているので―― どうしても、ここで終わらせるわけにはいかない―― と考えた作者のメッセージでは…