マル太の『道草日記』

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2018-10-28から1日間の記事一覧

サド侯爵の悪徳や美徳は何の関数か

18世紀フランスの小説家・サド侯爵が歴史に名を残しえたのは―― 悪徳と美徳とを自身の物語の中に巧みに描き込んだからである―― ということを―― きのうの『道草日記』で述べました。 この2つの道徳的審美の極論――つまり、悪徳と美徳と――を1つの物語の中に落…