マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

挑戦者の精神で

 サッカー・ワールドカップ(W杯)ドイツ大会が、来月の9日に開幕します。

 子供の頃から、野球ファンだった僕としては、

 ――もう、いいかな。

 という感じがしています。
 今年3月のワールド・ベースボール・クラシックで日本代表が優勝しているので――

 それでも、日本代表の行く末は気になりますね。

 普通に考えれば、予選リーグ敗退が妥当でしょう。
 が、決勝トーナメントを勝ち進む可能性もないわけではない。

 現在のサッカー先進国の多くが、W杯出場3回目で結果を残しているそうです。

 今回の日本代表は3回目――

 ――ひょっとしたら、ひょっとする――

 かもしれません。
 現に、日本代表のジーコ監督は優勝を目標に掲げているそうですよ。

 とはいえ――
 日本代表が優勝するなど、あってはならないことでしょう。

 野球の世界大会で、南米や欧州の代表チームが優勝するのと同じくらい、あってはならないことだと感じます。

 それだけの実力や哲学を、日本のサッカー界が培っているとは思えないのです。
 少なくとも現時点では、日本のサッカーが世界をリードしているとは、とてもいえません。

 そんな国の代表チームが優勝したりすると、かえって興が冷めるというものです。

 日本のファンとしては、あくまで謙虚に挑戦者の精神で楽しむのがよいと感じます。

 わかりきったことですがね。