マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

ヤキモチのこと

 小説でもマンガでもTVドラマでも構わないのですが――

 恋愛関係中の彼氏と彼女とがいて――
 彼女が、彼氏の前で、ギコチなくヤキモチをやいてみせるシーンなどをみたりすると、
(ああ、可愛らしい娘(こ)だなあ)
 と思うのですが――
 これは、なんでなんでしょうね(笑

 彼氏の立場になれば、そんな彼女のヤキモチは不快なだけだと思うのですよ。
(なんだよ、メンドくさいこといいやがって!)
 みたいな――

 でも、ハタでみている分には、すごく微笑ましい――
 その彼女が、すごく可愛らしくみえる――

 ちなみに、彼氏と彼女との役割を変えてみると、結論は変わってきます。
 彼氏が、彼女の前で、ギコチなくヤキモチをやいてみせるシーンなどをみたりすると、
(ふざけんな~! みっともね~!)
 と叫びたくなります。

 それは、たぶん僕が男だからでしょう。

 女の人からみたら、どうなのでしょうね。
 やはり、ハタでみる分には、そういう彼氏を、

 ――可愛らしい。

 と思うものなのでしょうか。

 思うんだったら、なんでなんでしょう?

 不思議だ――

 もしかして、遺伝レベルで決まってることなんですかね。

 例えば――
 もし、僕ら人類の一人ひとりが、円満ではなさそうな男女の組み合わせをみたときに、その片割れの異性を衝動的に奪い取りたくなるように設計されているのだとすれば――
 人類の種としての繁栄が、いかに維持されているのか、という観点からみる限り――
 かなり効率の良さそうな話ですものね。

 まあ――
 ヤキモチの話の切り口としては、ちょっと無味乾燥すぎますが――(笑