マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

新幹線で日焼け

 新幹線の指定席で、窓側の席に座ったのですよ。
 隣の通路側の席には70~80代のお婆さんが座っていて――

 通路をはさんだ向こう側の席にはダンナさんと思しきご老人が――
 後ろの席には付き添っている親族と思しき若い男性が――
 それぞれ座っていました。

 昨夜は寝たのが遅かったので――
 眠くて眠くて仕方がなかったのですが――
 窓から強い日差しが入ってきて、ちょっと眠れそうにない――

 なので――
 窓に備え付けの日よけを下ろそうと、腰を浮かせかけたところ――

 僕の隣のお婆さん――
 外の景色が気になって仕方がないらしく――
 僕を通り越し、しきりに窓ガラスを覗いているのです。

 まるで子供みたい――(笑

 新幹線に乗ったのが初めてか、初めてに近かったのでしょうね。

 そのまま野良作業をしていてもおかしくはないような格好で――
 右手には乗車券や特急券が大事そうに握られていました。

 悪者にはなりたくなかったので――(笑
 日よけは下ろさずに、ガマンしました。

 おかげで、満足には眠れなかったし――
 ずいぶんと日焼けをした気もします――新幹線の中なのに――(笑