マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

書くために本を買う

 きょうは久々に本屋さんに入りまして――
 自宅の近所のわりと小規模な本屋さんなんですよ。

 とくに目的もなく、ブラリと入ったのは、1ヶ月ぶりくらいです。

 あちこちの本棚に目をやっていたら――
 いつの間にか4冊ほど手に取ってレジに持って行ってしまいました。

 いずれも、現在、書きかけの原稿とは全く関係のないジャンルの書籍でして、
(こんなに買って、いつ読むんだよ~)
 と、かなり呆れているのですが――
 理性のブレーキがきかなかったのだから、仕方ありませんね。

 ブラリと入ったのが久々だったというのが、いけなかったのだと思います。

 久々だったから、理性のブレーキのかけかたを忘れていた、という――
 しょっちゅうだったら、かなりよくきくんですがね――理性のブレーキは――(笑

 読む時間がないのに4冊も買ってしまったと述べましたが――
 僕が本を買うのは、実は読むためでないことが多いのですよね。

 何のためかというと、

 ――書くため――

 です。

 小説でも実用書でも、まずは目次をみて、それが自分の原稿書きに役立つかどうかを判断します。
 役立つと判断したら、即、買いです。

 買わなかったときの後悔が恐ろしいので――

 だって、後日、原稿を書いていて、
(ああ、しまった。あれ、買っておけばよかった)
 と思うのは、ツラいですからね。
 原稿書きのモーチベーションにも差し障る――

 というわけで――
 きょうは書くために4冊の書籍を購入したわけですが――
 その4冊のタイトルをみて、どういう原稿を僕が書こうとしているかは――
 たぶん誰にもわかるまい(笑

 それでいいんです。
 誰かにわかられちゃったら、その原稿を書く気は失せますから――