人を見るときに――
例えば、その人の長所や短所を探すのではなく、その人が、
――どこへ行きたがっているか。
を見極めるのが大切だと思っています。
「どこへ行きたがっているのか」というのは、文字通り、どの場所に向かいたがっているのかということではなく――
例えば――
どんなふうに生きようとしているのか――
これまでにどんな人生を歩んできていて、これからはどんな人生を歩んでいきそうなのか――
といったことです。
だから、「どこへ行きたがっているのか」ではなく「どこへ生きたがっているのか」といった表現がピッタリなのかもしれません。
人生は、あてのない旅のようなものですから――