人が前向きに生きていくためには――
自分と世界とがつながっていることを意識することでしょう。
「自分」というのは、
――自分自身の心と体と
ということです。
自分の心や体が世界とつながっているということは――
例えば、自分の気持ちや体調が、自分の身の周りで起こったことに影響を受けている、ということです。
自分の身の周りで予想外のことが起こったら――
それ機に、自分の考え方がガラリと変わってしまった、とか――
それを、
――気まぐれだ。
とか、
――気の迷いだ。
などと否定的にとらえるのではなく――
もっと肯定的にとらえたらよいのです。
――自分の心も世界とつながっていたんだ。
と――
――自分は孤立した存在ではなかったんだ。
と――
自分の意見や感想を極端に変えるべきはないとの風潮は根強いのですが――
必ずしもそうではありません。
だって、それは――
自分の心までもが世界とつながっていることの証なのですから――
その証を実感したときに――
人は前向きに生きるキッカケをつかみます。