自分の幸せは、自分にしかわかりません。
誰かが自分の幸せを用意してくれるわけではない――
幸せは環境に依存しているといえましょう。
人は、特定の環境の中にあって、よいことが起こり、いやなことが起こり、それを自分で体験するのです。
したがって――
幸せになるとは、快適な環境を調えることです。
よいことが起これば、いっそう嬉しくなるような環境を――
いやなことが起こっても、何とか我慢できそうな環境を――
よいことが起こるのを増やすのが幸せではないということです。
いやなことが起こるのを減らすのが幸せではないということです。