他人のためだけに生きることが自分のためになる人は、幸せです。
他人の幸せを大きくしたり、他人の不幸せを小さくしたりすることが、自分の幸せにつながるような人は、幸せです。
それは、天賦の才といっていいでしょう。
多くの人は、そういう才には恵まれていません。
他者のためだけに生きれば、自分が苦しい思いをする――そして、多くの場合は、自分が苦しい思いをしていることに気づかない――気づけない――
だから――
人は、究極的には、自分のために生きる必要があるのです。
自分の幸せを大きくしたり、自分の不幸せを小さくしたりするために――
もちろん――
自分のためだけに生きてもいけませんが――