マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

なぜ政争は起こるのか

 ――政争

 というのは――
 実に不思議な言葉です。

 政治とは、人々の争いを鎮めていくプロセスなのに――
 なぜか政治がらみの争いというものの起こることがある――その「政治がらみの争い」というのが、政争のことですね。

 政治に携わる方々の全員が政治の本質を弁えていれば――
 政争は起こりません。

 大部分は、弁えておられるようなのですが――
 たまに、弁えておられない方がいる――

 その人を除くために、政争は起こります。

 本来であれば――
 そういう人は、政治決断の場にいてはいけないのです。

 民主主義の社会であれば――
 そういう人を、政治決断の場に送ってはいけないのです。

 もし、そういう人が民主主義の政治の場にいるのなら――
 それは、有権者の責任です。