きょうから9月ですね。
「9月」というと秋の始まり――
「秋の始まり」といえば――
僕ら日本人は、
――これから、ゆっくりと一年の締めくくりに向かう。
といったイメージがあります。
が――
欧米では、そうではありません。
9月は新学期の始まる月――きっと「一年の締めくくり」には程遠いイメージでしょう。
――9番目の月なのに「新学期」とは、どういうことだ?
などと違和感を持っていたのですが――
実は、9月は「9番目の月」ですらないのですね。
「9月」は英語では「September」ですが――
「sept」とは「7番目」の意味だそうです。
つまり、「September」とは「7番目の月」という意味なのですね。
これは、ローマ暦の一年が今の3月から始まっていたことに由来するそうですが――
「7番目の月」なら、ちょうど一年の折り返し――
12個中の7個ですからね。
「September」が一年の折り返しなら、9月で新学期が始まっても、そんなに違和感はありません。